名台詞/名文句

ペンタングル「Bruton Town」(対訳:若月眞人・狩野ハイディ)

Three days and nights she did sit by him and her poor heart was filled with woe Till cruel crept upon her and home she was obliged to go (三日三晩、女は男の傍らで悲しみに暮れていた 耐え難い飢えを感じ 家に帰るまで) 愛人だった召使を兄弟に…

坂本龍一「サルとユキとゴミのこども」(歌詞:糸井重里)

ゴミの家に ゴミが住む ゴミの父とゴミの母 ゴミの子供 愛してる ゴミの家は 土に囲まれ 教授、意外や歌詞のセンスがイイと思う。本作の作詞はかの糸井重里によるものだが、自分でもなかなかよい歌詞を書きます。 デイヴィッド・シルヴィアンの新作でも控え…

リチャード・トンプソン「Wall of Death」(対訳:五十嵐正)

Let me ride on The Wall of Death One more time 英国が誇る稀代のミュージシャンズ・ミュージシャン、リチャード・トンプソンの代表曲。陽気な曲調と歌詞ながら、楽観と厭世観が絶妙に入り交じる。オレが知ってる最高の人生哀歓唱歌のひとつです。

デイヴィッド・シルヴィアン「Blemish」(対訳:喜多村純)

Like blemishes upon the skin Truth sets in. ……参った。正直、打ちのめされた。鳥肌が立った。心臓を鷲掴みにされた気分だ。恐ろしささえ覚える。 今までいろいろ音楽を聴いてきたけど、ココまでおのれの心の深層にまで入り込んできた「音」というものを知…

タイちゃんは永遠に!

オレは岩波書店の<同時代ライブラリー>、最初の書き下ろし版をこないだ古本で入手して読んだ。新藤兼人センセイ、映画監督としては映像センスがあまりにもなさすぎるというか、映像作家としてはいっさい食指動かぬ仁だが、脚本家としては素晴らしい。個人…

ジョージ・ベスト

http://www.cnn.co.jp/sports/CNN200511260009.html http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20051125-00000181-jij-spo.html 明石家さんまのヒーローだったというマンチェスター・ユナイテッド伝説の名選手。近年はアル中か現役選手の悪…

偉大なる詐欺師。

ロバート・フリップ、ブート撲滅に本腰入れて乗り出す! http://park5.wakwak.com/~rung/mt/archives/000468.html ソースは<nankado Lab>さん(http://www.nankado.com/blog/index.php?itemid=2054) ちなみに、新宿西口常連必携本、ブートレグ専門誌「b…

立川談志

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/kohaku/ 家元のコトだから、元の台詞はもっと面白い物言いのハズなんだが、とりあえず。

ヒューザー社長・小嶋進

「そんなに悪い顔に見えますか!?」 ……見えるよ。

山田五十鈴「芸能人別帳」(竹中労、ちくま文庫)

1950年レッドパージの嵐が吹きまくったころ、新劇俳優・加藤嘉と結婚した山田は世間から“アカくなった”といわれた。そのとき、彼女はハッキリと言いきる。 「貧乏を憎み、誰でもまじめに働きさえすれば幸福になれる世の中を願うことがアカだというのなら、私…

アンソニー・クイン『バラバ』(リチャード・フライシャー監督)

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=18494 イエス・キリストが身代わりとなって釈放された悪党バラバ。艱難辛苦を乗り越えてひたすら生き延び、いつしか不死身の男と恐れられる存在となり、ようやくにしておのれが心にある神の王国に気づき、天…

ビートきよし

あんまり意味はない。思い出しただけ。

ギャヴィン・ライアル「深夜プラス1」

「メシだァ〜メシを焚け!」 ……あ、コレは鈴木清順のハチャメチャ映画化版『殺しの烙印』だ。*1 「おれが別の人間だったら、もっといい方法を思いついたかもしれん。しかし、これがおれのやり方なんだ」 読まずに死ねるか! 陳メも申す、男の男による男のた…

シェール『ふたりにクギづけ』

目下、世界最強にウェルメイドなコメディを放ち続ける天才コンビ、ファレリー兄弟。キワどい題材をよくもまぁ、これほど滑らかで朗らかな語り口で描けるモンだ。素晴らしいです! ……整形しすぎで能面顔になってるシェールはちょっとヤバいけどね。

広川太一郎

「バカバカバカ、ってンだよ、コノコノ〜」 ちょっと脚色してるけど、大体こんな感じでビートたけしがアテるサミュエル・ホイにまくしたてちゃう広川マイケル・ホイ。いやぁ、正直サムいんだけど、パワーに圧倒されちゃうね!

久々に過去作品をすべて見直した。

我ながらよくもまぁいろいろと書いたモンだなぁ! さすがに今はネタ切れというか、モチベーション切れぎみなんだけど。

テオ・アンゲロプロス『ユリシーズの瞳』

映画百年、そして動乱のバルカン半島の歴史を重ね合わせた映画監督の魂の彷徨を見事活写したアンゲロプロスらしい渾身の一作。クライマックス、霧に包まれた道の彼方で次々とあえなく果てるヒロインたち。高らかにあざける兵士の声。 「神は間違えるんだ!」…

細野晴臣

「このBGM、お聴きになりますか?」 「ま・さ・か」 このやりとり聴いてにやり、とした貴方、お友達です。 細野晴臣ソロライヴ、チケット応募しましたよ〜当たれあたれ! ところで、このサイトのフィオナ林檎氏なる方のコラム、愛読してます! プログレに…

ラリー(声=早野寿郎)『奥さまは魔女』

ダーリンはやっぱり初代ディック・ヨークがイイよな。2代目ディック・サージェントってゲイだったらしいけど、どうも顔がいかめしくてあったかさや可笑しみに欠ける。いいかげんなわがまま上司ラリー(デイヴィッド・ホワイト)にいろいろ無理難題押し付け…

ジム・トンプスン「ポップ1280」(扶桑社、三好基好訳)

「そう、ほんとうはかわいい顔しておとなしくしているべきだったかもしれない。かわいい顔と言っても、男のおれじゃ限度があるけれども」 ジェームズ・テイラーがかつて唄ったように、「火と雨」のなかをくぐり抜けて生き延びねばならぬ我らが人生。誰も助け…

村上春樹

ハルキといえば角川春樹な時代もすでに遠し。いや、今は『男たちの大和』でリバイバル中なのか? ヤク中同志、舎弟格の長渕剛が御用ソングよろしく、ヤマトだって云ってるのに敵性言語バリバリでアホ歌捧げてるなァ笑っちまうぜ! 罵言妄言吐くのも、てめえ…

松本人志『ダウンタウンのごっつええ感じ』

名作コント、<関西のオカン>。ウチのンはもちっと品よかったけど、まぁ、基本はあんな感じでしたわ(笑) 「うっさいな! 行けや! 殺すぞ、ボケ!」 「あーもー、まーちゃん、コワイわァ〜」 すんません、DVDはチェックしとらんので、どれに入っとるか…

八木美知依@大泉学園「in“F”」

唯一無比なる箏奏者・八木美知依さんのサイト→http://www.japanimprov.com/myagi/myagij/index.html 「スタジオボイス」にて、邦楽器・箏(こと)のイメージを完全に打ち破る大傑作のソロ最新作「SEVENTEEN」を紹介されたはいいが、 「木村カエラに…

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』

今日はハロウィン! ハロウィンといえばコレでしょう。まぁ、クリスマス映画なんだけど。 ティム・バートンが世に送りだした天才、ヘンリー・セリックの神業ストップモーション・アニメが心ゆくまで堪能できる。ダニー・エルフマンの歌声も素晴らしい。カボ…

細野晴臣、キャリア初のソロライヴ!

「誰だだれだ、高橋をいじめてるのはッ!?」 「細野です。」 「ホソノォッ! てめえッ!」 ここぉーが、どこなぁーのか、どぉーうでもいいことさ どぉーやってきーたぁのか わすれぇーたけれど♪ http://www.daisyworld.co.jp/news/anews.html 細野晴臣コンサ…

成瀬巳喜男

『乱れ雲』撮影前の話。打ち合わせの席で、巨匠は脚本家・山田信夫に一言。 「山田さぁん! いっぱい書いて下さいねぇ♪」 成瀬の舌舐めずりせんばかりの表情に、山田がたじろいでいると、 「山田さん、監督はね、脚本を削るのが何よりの愉しみなんですよ!」…

パンちゃんの癒され画像付き。

パンダコパンダ、ぱんだ♪ 殺伐とした1週間、ようやく心なごむ画像に出会えた気分。。。*1パンダコパンダ&パンダコパンダ雨ふりサーカス [DVD]出版社/メーカー: ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント発売日: 2001/12/19メディア: DVD購入: 1人 クリック:…

ジャン=リュック・ゴダール

不正確な記憶で恐縮ながら、こんなことをゴダ公が申しておりました。たしか「ゴダールの映画講議」だか何か。*1イイことだけはメチャクチャ言うんだよ、この親爺は。BBC制作『映画誕生100年特別企画/フランス映画編』(テレビ朝日で放映、DVD化チ…

ジョニー・マー「喪服のランデヴー」(コ−ネル・ウールリッチ、高橋豊訳)

「ほかのやつらはみんな女を持ってるのに−」−彼は反抗的に顔をしかめた−「なぜおれだけが持てないんだ?」 モテない男の愚痴ではない。最愛の婚約者を、文字どおり「晴天の霹靂」で失った愛ゆえに狂気に陥った男の言葉だ。名文がたたみかけるように、流れる…

宮崎駿

ちょいと記憶が不正確なのだが、巨匠の言葉、説得力がありすぎて困る。ナウシカやクラリス、可憐だがシンの強い乙女たち、そんな自分が描くべきと信ずる、いや、描きたいモノしか描きたくないというワケだ。この思いきりと信念こそが、いまやまちがいなくク…