2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『座頭市物語』第9話「二人座頭市」

植木等登場! 哀しいけど可笑しい、ペーソスあふれまくる見逃したくない好篇中の好篇。シリーズでも数多いカツシン演出作中でも最もまとまりがあって気楽に見ていられる一作。植木等はもっとこういう作品に出たかったんじゃないかな。「カッカッカッ」と呵々…

本日付ピンク・フロイド・プレイリスト。

BGM

黄金週間こそ気長にプログレを♪

享年43とは…

土田世紀、逝去とな。オレと3歳しか年齢が違わなかった、と初めて知った。わりと長いことスピリッツ読者ではあったので、「俺節」「編集王」あたりはしっかり読んでたし。年齢に似合わない骨太なスタイルだったんだな、と今さらすぎな感慨が。

『座頭市物語』第8話「忘れじの花」

十朱幸代が市と心を通わせる女郎で登場。山城新伍が元ヒモ役だが、意外や十八番のアドリブ演技もおとなしめ。カツシンではなく兄の若山富三郎の子分だったらしいが、そのへんの微妙な立ち位置も関係していたんだか、どうか。怪優・高木均さんが鼻毛ボーボー…

『座頭市物語』第7話「市に鳥がとまった」

石原裕次郎、実はカツシンより年下なのに、妙に兄貴風なところが、生涯おどけ者な弟キャラ(?)のカツシンから見ても魅力だったらしい。演技なんてしなくても居てくれるだけでいい、という存在感を最大限に買ってたカツシン、裕次郎の持ち味を活かしまくり…

『座頭市物語』第6話「どしゃぶり」

カツライスと名コンビを組んだ名匠・田中徳三監督シリーズ初登板。朝丘雪路を軸に愛憎ないまぜになった展開も面白いが、土砂降りの雨のなか繰り広げられる殺陣が見応えありすぎ。殺陣の切れ味なら第4話「縛られ観音ゆきずり旅」と双璧かも? 凄腕の殺し屋の…

『座頭市物語』第5話「情知らずが情に泣いた」

カツシン豪快作『御用牙 かみそり半蔵地獄責め』でもガチンコ勝負を見せた黒沢年男がまたも名演。マイトはこうでないとな〜!<『ハングマン』の見過ぎ

『座頭市物語』第4話「縛られ観音ゆきずり旅」

太地喜和子が艶やかで、かつ心根の優しい女を演じて絶品。それ以上に見る者まで切り裂くテンションの三隅研次演出によるチャンバラ場面はすざまじいの一言。あくまでも個人的な好みだが、映画版を含めて座頭市なら真っ先に見るべき1本に挙げたいほど。カツ…

座頭市、この市に笑う。

モリシゲからミフネ、共演してない役者が殆どいないってくらい交友関係が広かったおどけ者のカツシン。座頭市はどちらかというと暗い話が多めだけど、各所で笑いも盛り込んでいる。特にコミカルな場面が目立つエピソードをピックアップしてみると…

座頭市、この殺陣がすごい。

運動神経抜群だったカツシン、チャンバラなしの座頭市なんてあり得ない。もっとも、テレビシリーズ後半になるに従って、斬り合いよりも触れ合い…なんて具合に、カツシンとゲストの演技合戦が延々と続くというパターンで見せ場が変わっていくんだけども。

『座頭市物語』第3話「祥月命日いのちの鐘」

北大路欣也を迎えて送る、座頭市ならではの男泣きな一篇。

『座頭市物語』第2話「子守唄に咲いた女郎花」

映画を含めて玉緒さんシリーズ初登場。ブス嫌いでギャンブル狂になるとはついぞ知らなかった頃、稼ぎは全てママに巻き上げられたという子役時代の坂上忍に注目。

ジョーニ・ミチェル??

ピーター・バラカン氏はかねて尊敬する人物だが、日本語の英語表記にケチをつけすぎることだけは頂けない。言語学の専門家と語ったりされていて、そのうえでの提言なんだろうか? ポリスはポリスだよ!!w「ポリース」じゃなくていいって!!(爆)

『座頭市物語』第1話「のるかそるかの正念場」

『座頭市物語』がBSフジで再放送開始。100話終了したかと思ったら、また第1話から再放送!! BSフジのHPにアップされる「あらすじ」は、見る前はともかく、見た後に読み返すとかなり謎が残るのでマニアは要チェック(笑)クレジット等は一度コピペして本ブ…

『新・座頭市 III』第26話「夢の旅」(最終回)

当時の新聞記事の紹介欄、カッと目を見開いた市の顔写真が忘れられない。実際に劇中にあったカットかどうかは今は覚えてないんだけど(汗)朝日新聞ね。ココまでやりたい放題やれたら、もう思い残すことはないでしょうってくらい、全く理詰めではあり得ない…

パラダイスの怪人よ、永遠に。

ウィリアム・フィンレイ……我が青春の映画の主人公が亡くなったそうな。*1 *1:実年齢よりは古くさい趣味なので念のため。とは言っても、名画座通いも何とか体験できてる世代ではあるが。

しばらくタルカスはおあずけ…?

『平清盛』、役者はそろそろ出そろってきたけど、せっかくのキャラたちが出たり引っ込んだりとブランク空きすぎで印象が薄まってる観が。最近の大河ではありがちなケースだろうが。メインディレクターが抑えめ、どちらかと言わずとも繋ぎなエピソードを演出…

見切った。

『梅ちゃん先生』、林家正蔵の語りのあまりの酷さに耐えられなくなった。脇役でも魅力的なのが出てきそうにないし。倍賞美津子のおばあちゃんがまるきり活かされないってのもなぁ。てなわけで来週から見ない(汗)

『新・座頭市 III』第25話「虹の旅」

座頭市のトリは勅使河原宏がキメた。なにせ100話も続いた時代劇巨編、歴代のベテランスタッフより勅使河原宏のような外部の大芸術家が特別参加で撮りでもしないとおさまらなかったんだろうか。まずは玉緒パパこと中村鴈治郎がシリーズ再登場で助力。

『新・座頭市 III』第24話「おてんとさん」

競演回数はさほど多くないとはいえ、太地喜和子って実はカツシンから最も愛された女優なんじゃないか。原田美枝子に続き、座頭市のラストを彩る女優になったのも彼女だった…と言い切ってしまっていいかもだし。テレビ版ラスト2回は中村鴈治郎、映画版最終作…

『新・座頭市 III』第23話「不思議な旅」

テレビ版で自らの監督作と銘打ったエピソードでは最終作。個人的にはテレビドラマ史上に残る超問題作な最終回は番外編のような気もしてるので、このあたりがカツシン座頭市のある意味、集大成なんじゃないか、などとも。まぁ、本エピソード自体が実験作のよ…

スネークって呼べよ。

青野武さん逝去。御病気とは聞いてたが、やっぱり大々ショック。ナチさんの訃報に匹敵するほど、後を引きまくってる。

『新・座頭市 III』第22話「渡世人の詩」(後編)

モリシゲ&カツシンとの掛け合い合戦に参加させられた体の根津甚八や小池朝雄の胸中やいかばかり…であったかどうか(汗)

『新・座頭市 III』第21話「渡世人の詩」(前編)

モリシゲ御大登場、2回に渡る特別篇。映画版最終作『座頭市』はやや混乱が見える失敗作となってしまったが、テレビ版は大団円を控えて、どんどんテンションが高まる一方ですごい。

『ブラック・レイン』でも怪演してた。

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20120408-OYT1T00353.htm?from=main6 安岡力也死去。不良番長シリーズの現場で吐いたという「アニキ、あいつ台本なんて読んでますぜ? シメちゃいましょうか?」なんて発言が秘宝系ファンにはなじみ深い(<ホ…

やおいよりガチで勝負w

『平清盛』、ついにサイテー視聴率から脱する救世主が現れたかw山本耕史のガチホモ公家、すごいわww総集編でしか見られてないので何とも言えないけど、『新・平家物語』の成田三樹夫もこんな感じだったんだろうか? ンなわけないよな。

名作の後ではあまりに厳しい……

視聴率は悪くないらしいが、『梅ちゃん先生』、出来はあまり期待できそうにない。いちおう、来週以降もチェック予定だけども。

『新・座頭市 III』第20話「祭りばやしに風車」

石橋蓮司が珍しく(陰はあるとはいえ)善人キャラで登場。緒形拳がゲストの秀作「糸ぐるま」と似通った設定かもだが、田中徳三監督の演出が手堅く、さらに味わい深いかも。

『新・座頭市 III』第19話「静かなくらし」

悪役の中でも特に因業で憎々しい役が多い小沢栄太郎登場。二宮さよ子は二度目の出演。

『新・座頭市 III』第18話「犬と道連れ」

スターにしきのより梅津栄さんにやっぱり反応(笑)