『座頭市物語』第4話「縛られ観音ゆきずり旅」

太地喜和子が艶やかで、かつ心根の優しい女を演じて絶品。それ以上に見る者まで切り裂くテンションの三隅研次演出によるチャンバラ場面はすざまじいの一言。あくまでも個人的な好みだが、映画版を含めて座頭市なら真っ先に見るべき1本に挙げたいほど。カツシン&三隅の座頭市ならそりゃ、最初の映画版以上はないって認識もあるけども。