『新・座頭市 III』第18話「犬と道連れ」

スターにしきのより梅津栄さんにやっぱり反応(笑)


原作:子母沢寛
脚本:中村努、奥村利夫
監督:南野梅雄
音楽:村井邦彦
制作:勝プロ/フジテレビ


座頭市勝新太郎
佐渡八:にしきのあきら
玉井繁:小野進也
かよ:武知社代子
長兵衛:梅津栄
仙蔵:暁新太郎
万兵衛:鈴木康弘
ほか

のんべぇの馬喰役が梅津さんだが、たしかいいともだかダウンタウンだか何かのバラエティでこのときの撮影ウラ話をして、酷い目に遭ったなんて語ってた記憶があるのだが…違ったかな? 

いずれにせよ、にしきのあきらのキャラ設定が全然違ってたりする。予告編は間違ってないのに…なんなのだ、この資料は?? 不可解!

座頭市勝新太郎)は、追っても追ってもついてくる一匹の犬と“道連れ”になった。そうか、そうか、お前も連れがないと淋しいんだな。ワン、ワン。犬は市の言葉をよく理解した。市と犬の奇妙な道中が始まった。犬が病気になった。大変だ。幸い獣医・玉井繁(小野進也)の適切な治療で犬は一命を取り止めた。そこへ、手傷を負った若い農民・佐渡八(にしきのあきら)が逃げ込んだ。佐渡八はやくざ鳴海一家に追われていた。庄屋・万兵衛(鈴木康弘)の下男の佐渡八は、暴虐な主人に犬馬の労を惜しまなかったが、忍耐にも限度があった。鳴海一家と結託するあこぎな万兵衛の圧政に泣く弱い農民は無数だ。一寸の虫にも五分の魂だ。佐渡八の怒りは一度に噴出した。佐渡八は万兵衛と、悪知恵にたけ、庄屋におべっかたらたらの寺の住職を射殺した。窮鼠さながらの佐渡八は、農家の老婆かよを人質に、玉井の土蔵に立てこもった…。

赤字部分はまるっきり本編と違う。スターにしきのは渡世人で、一宿一飯の義理で座頭市とやりあう羽目になり、そのとき、足を斬られながらも、市が連れていた犬の足を傷つけるのである。その後の展開はいちおう伏せておくが。

ココまで違うとやっぱりHPの執筆者の手元にある配布資料が間違ってるとしか言いようがない。最初の脚本の資料をテレビ局に前渡ししていたのを、そのまんまBSフジの担当者へあずけたのだろうか? 毎回、担当者が適当にでっちあげてたらすごいけどなwwwそれにしたって予告編を見れば済むじゃん、と思うんだけどさ!