FA杯:アストンヴィラVSマンUなど

とにかく物忘れがひどくなってるので、覚え書きとしていちいち細かいことまで書き留めたりしてる本雑記だが、サッカーは相変わらずちょこちょこ見てるのに、書き忘れるようになってきた。まぁ、べつにサッカーに関するプロの書き手になりたいわけでもなんでもないし、あくまで自分なりに「深く」観戦できるようになりたいだけなんで、イイんですけど。
虎の子の1点を死守すべく、しぶとく食い下がるアストンヴィラ相手に、凄いストライカー、ファン・ニステルローイ&怖いキャプテン、ロイ・キーンの二枚を後半投入しただけで一挙に形勢逆転するマンU、相変わらず堅実に強すぎ。それまでえっちらおっちらボールを追いかけてただけな風情のスコールズが、いきなり覚醒して数分で2得点ゲットしちまったもんな。こういう面白さがあるからサッカー観戦はやめられない。プレミアリーグは特に試合中、「流れ」がコロコロ変わるから退屈しないしね。
このほか、一昨日はアーセナルVSミドルズブラも観戦。こっちは徐々に攻撃の形の精度を増していくアーセナルのスタイルにボロが徐々に気押されるように力負けしたという感じ。まぁ、荒くれのダニー・ミルズが余計な口喧嘩仕掛けて、アンリの闘志に火をつけたのが間違いの元だったような気もしたけど(笑)ミルズだのサヴェージだのって荒くれ野郎は見てて笑えるのはいいんだけど、単に血の気先走っただけのおバカなミスも仕出かして、ゲームの流れを平気で悪くしたりするコトも得てしてアリなんで困ったモンです。
あとは後半だけ見た高校サッカーですか。筑陽学園VS国見。今年は平山って超大型ストライカーで湧いてるけど、国見の攻撃スタイル自体は、オレが高校生の頃から変わらないような。ロングパスやドリブル突破とかいう戦術以前に、とにかく力押し、パワープレイでひた押しに押すっていうか。スタイル自体は泥臭すぎてあまり好みじゃないんですけど、伝統芸とでも言うべきシュートの決め方とその力強さは、毎年見るたびに惚れ惚れ。この決定力を代表にも持ち越してくれたら。卒業生最大の問題児・大久保くんも国立まで来て映ってましたけど、いつになく恥ずかしそうな表情が印象的でした。
ああ、もうひとつ。いわゆるレアル対決、ラ・レアルことレアル・ソシエダVSレアル・マドリー@アノエタもチェック。前半戦最終戦だったわけだが、マドリー、最近は名実共に攻守の要になってきたベックス負傷のあおりかどうか、全体に低調モード。お得意のパスワークもまるで見せられぬままに、ソシエダカルピン大将に押し込まれて撃沈。解説・早野も得意の駄洒落も飛ばせないほど、正直見せ場ほとんどなしのおもろない試合。エンパテでなかったのが幸いかも。