ドイツVSスペイン

奥寺さん&岡ちゃんの黄金コンビで解説はできんかったのでしょうか? 信藤氏ではちと面白みがないんだよなぁ、、、コメントにありがたみがないというか(苦笑)
ドイツもスペインも両軍、入場時から表情も硬く、慎重というよりはぎこちない形でゲーム入り。しかし、足元のボールあしらいでは抜群にうまいスペイン、徐々にポゼッションを増やしていき、調子をあげていっている。
ドイツは負傷あがりのバラックがボールに触れていないし、シュヴァインシュタイガーポドルスキの両ウィングの上がりもいまいち。守備はポジショニングがうまくて、崩れず堅実だが、速攻ができていない。
スペインは今回はワントップで前線に張らせれば目下最高のストライカー、フェルナンド・トーレスの存在がでかい。ロングボール1本で一発逆転のカウンターもカマせる。
さて、後半どうなりますか??
、、、というわけで、久々に爽快感にあふれるファイナルに。「無敵艦隊」、ついに復活!、、、ということは歴史は繰り返す、南アフリカW杯ではイングランドに敗れるのかな?、なんて(笑)
フェルナンド・トーレスは名実共にヨーロッパ最高のストライカーとなった。クリスティアーノ・ロナウドドログバらに並ぶ3大ゴールゲッターと呼んでいいでしょう。
スペイン代表は少年時代から顔なじみ、気心の知れた若手中心にして以前からの不安要素、代表よりクラブにモチベーションが偏りすぎる、地方間の仲違いといった不協和音等々、まとまりのなさを解消できたようだ。ここ10数年以来神格化されてしまっていたラウールを外したのも吉と出た。ルイス・アラゴネスはもともとアトレティコ・マドリートーレスをスーパースターに仕立てた指導者だし、ラウールではなくトーレスを軸に据えたのは当然だったんでしょう。アラゴネスはスペインでも一番尊敬を集める老将らしいから、そのへんのカリスマ性もチームをまとめる求心力になったんでしょう。
、、、などと、どっかで読みかじったようなつまらないコメントしか並べられなくてスミマセン。
カシージャスが優勝杯を掲げた次の瞬間、「エレジーマン」ことレーマンのアップが挿入されたのには大苦笑。皮肉たっぷりだねぇ、向こうのメディアは! バラックはどこかで座り込んでいたのか、結局それほど顔を映されなかった。一番クローズアップされてしかるべき男なんだが。まさに無冠の皇帝。でも、おそらく動けるかぎりはかつてのマテウス以上にゲルマンの顔として君臨するんじゃないだろうか? バラック以上の大黒柱って育ちようがなさそうだからなぁ。
いずれにせよ、ここ10数年、国際大会でビッグタイトル獲得を望まれたチームが優勝した。喜ばしいかぎりではないでしょうか? なにしろ見てて楽しく、面白いサッカーだったのは間違いないんだし。
、、、それでもくどいようだけど、スペインVSオランダ戦も見たかった。。。(悔)