他人には要求せず、おのれのみに課しているコトだが、、、

相手が自分よりモノを知っているなら、まずは「聞く」姿勢をとるべし。要するに、相手を尊重する姿勢を忘れない、というコト。日常会話だろうと酒席であろうと、この基本姿勢を忘れて、自分の云いたいコト思ってるコトだけ好き勝手にしゃべるだけのヤツにロクなのはいない。人間としてニセモノだ。 *1
「押し」だけで場を仕切るような物言いや振る舞いも最悪。真に常に相手の立場を考えた謙虚な姿勢をとりたいならば、まずは相手がどれほどの「力量」をもっているか、自分なりに「見切る」必要がある。言葉悪く云えば、コレは相手を「値踏み」しているコトになるが、実のところ、人間は日々瞬間、他人や事物を「見切り」、「値踏み」して生きざるを得ない生き物である。相手の力量を図ろうとするアプローチはたしかに「無礼」な仕儀ではあるが、自分が至らない人間である間はいたしかたなし。
ホンモノのプロほど素人に手加減はしないものだ。あの手塚治虫も常に若手に本気で敵愾心を燃やしていたという。だからこそ、彼は漫画界の巨人であり続けられたのだ。
「下」を見ればキリがない、ただ「上」を目指すべきともいう。だが、そう達観できるのは老後になってからでも遅くはあるまい。いや、真の天才とは、老いてもなお盛んな人物のコトでもあろうから、人間、死ぬまで、自分を取り巻く世界のすべてと、「勝負」をし続けるべきではないのか?
……ぐちゃぐちゃ書いてきたけど、要するに、「オレより詳しくもないハズのコトは、オレに一切説法するな!」というエラそうな物言いをしたいだけかもしれないね(笑)説法されたら慌てず騒がず、速攻、し返せばイイだけの話なンだけどな。人生、日々コレ一瞬一瞬、残念ながら勝負ですから。
ただ、「愛嬌」も忘れちゃいけないだろうな。「人生は勝負!」ってンで、いつもガツガツしてちゃいけない。負けず嫌いならそれはそれで全然オッケー、ただし、「可愛げ」もあればなおよし、というコト。相手をネガティブな気分にさせちゃダメなんだ。その時点でその人との勝負はある種、負け。まずは笑わせてでもナンでもいい、相手の懐に飛び込んでから勝負を始めたいモンだよな。
それにつけても、「云うはやすし、行なうはきよし」、書くだけなら簡単だが、実行に移すってな難しいね、いやはや。


*1:それが「芸」の域に達している天才偉人神様仏様鬼悪魔な方はもちろん除く。例はウチのアンテナに入れさせて頂いてる皆様方とか。