根来コミッショナーなぞは、ただの天下り野郎なり。

NHK『クローズアップ現代』で渦中のプロ野球界の長たる根来コミッショナーが登場。予想はしていたが、ココまで面の皮の厚い親爺とは思わなかった。開口一番、「『7時のニュース』で本日の会議の詳細を知った」と平然と言い放ったその無責任ぶりに呆れ返った。
もちろん、選手への同情、共感を寄せる発言は皆無、終始、オーナー側の肩を持ち、「我々は善処している」とのその場しのぎの言い訳ばかり。
「自分は本来、ただの<審判>程度の役割を果たすのみで、裁量権なんてない存在。私は元司法界出身だから、野球協約を何度も読んだが、協約に従わざるを得ない」とも。
……なるほど。はじめからわかっていたコトだが、要するに、こやつはただの<天下り野郎>なのだ。こんな男が国民の命運を決める神聖にして侵すベからざる司法界の頂点にいたとは戦慄すべきコトだ。
世の中が悪くなるワケだ。
ますますもって、オレたちはオレたちを搾取しようと虎視眈々な権力亡者な輩どもへ、監視と糾弾、怠りなく続けなくてはなるまい。
仁義なき戦い』は映画のなかの出来事じゃない。いま目の前で起こってる、現実なんだよ。
ただ、現実社会には、自分なりの仁義に生きる文太みたく侠気に満ちた漢もおらず、煮ても焼いても喰えない鬼畜外道なれど、時に人間臭すぎて憎めない、金子信雄加藤武のようなユーモラスな親分どもなんて、いない。
オレたちの敵は、もっと見栄えも頭も悪くて、何の取り柄もなく、ただ既得権益にしがみつき、弱者から収奪おこたりなく鵜の目鷹の目ヨダレをたらす、醜悪にして凶悪、世に悪しかもたらさぬ、根来やナベツネのようなクソ親爺どもだ。せいぜい、見栄えだけ良くしても、小泉か石原慎太郎クラスだ。
さて、どうするかね? 
オレたちにできるのは、そんなクソ親爺どもを少しでものさばらせぬよう、日頃から<浄化活動>怠りなくすることくらいだ。
要するにな、悪党には悪党と、バカにはバカと云い、ワル/バカをトップに据えるがごとき愚の極みをいかに為さないかというコトだな。*1
もちろん、こういうのは日頃からの注意が大事だ。
ワルだのバカだのには、頭を下げるべきじゃない。そいつらを増長させるからだ。見つけ次第、摘み取るようにしよう。害虫であり、毒草なんだからよ。始末することを考えるべきなんだ。
頭を下げるしかないような状況に、いかに身を置かないか、ポジショニングを間違えないってコトも大事だろうな。
オレなんざただのボンクラだけどさ、コレだけは云えるよ。
オレはバカにはバカと云ってきた。ワルにも幸い、頭までは下げたコトはない。
悪人を野放しにする優柔不断、自己保身しか目がないヤツらは、悪人以下だ。
ワルとバカには、毎日毎時、毎分毎秒、的かけちゃるきのう!
「わしらだけが煮え湯飲むことないじゃない!」


*1:日本社会じゃ難しいコトだけどな。物心ついた頃から、上に立たせるのはバカと決め込んでいるからな。ンなコたぁない、なんて思う向きは、自分自身の過去、学校や職場を思い起こされよ。な? 上にはあえてバカだのワルだのあえて起用されてるし、しようとしちゃってるだろ? それはな、日本人の悪しき習慣なんだよ。上がバカなら、そいつに責任おっかぶせて、自分たちは悪くない、なんて責任逃れができるかンな! 社会がそうなら、政府もそうだわな。小泉ってな首相のバカ面とバカ発言を見ろよ。バカバカ繰り返してアホみたいだけど、ホントだから仕方ねぇ。民族全体の病気だと思うね、マジ。あ、一応書いておくけど、オレみたくボンクラもしょせんバカだから、間違っても上に立たせようと思っちゃダメだ(笑)「見損なってもらっちゃ困る」(<ヤスベェ調)、てめえの分(ブ)くれぇはわきまえて語ってるんでぇ!