ピノコ@「ブラック・ジャック」(手塚治虫)

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驚いたり、ふくれっつらする時に使う、意味なしフレーズ。手塚マンガならではの永遠の少女ヒロイン、ピノコたん。
どうでもいいけど、正式な題名は「ブラックジャック」じゃなくて、・(ナカグロ)入るよね? タイトルロゴ見るとそうなってる。佐藤秀峰の露骨なオマージュマンガ「ブラックジャックによろしく」のほうは、たぶん題名のナラビの都合上、・(ナカグロ)を抜いたんだろう。
細かいコトだが、実はマンガでも、出版社がつけた題名はあくまでも「商品名」だから、誤った表記をしたら、仕事上では基本的にダメなんだよね。CDでも映画でも同じ。他人が間違えてる分には全然気にならないが、自分で書く際は、どんな時でもかなり気にしたりする。あまり気にしすぎると、神経壊すけどね、マジ。*1


夏休み。世間はバカンス気分でよござんすねぇ〜。心なしか、都心の電車内が閑散としてきたような。でかい荷物抱えて、足早に乗り込んでは降りていく家族連れに、若者。
オレはひとり、熱波のなかで資料漁りのため図書館や古本屋まわったり、ひとりネットに向かってシコシコ作業したり。往年のヌーヴェル・ヴァーグ映画『獅子座』(エリック・ロメール)の主人公の気分だぜ。些事雑事かまけるうちにもらい水。


*1:でも、こないだいきなり来た仕事依頼のファックス、オレの下の名前間違ってて、それだけでやる気なくなったけどね。やっぱり名前は間違っちゃイカンのだろうな。まさしく、人は「おのれを知る者のために死す」ものなれば。