10時前に外出。払い込み等を済ませてから名古屋・栄に出てCD漁り。久々に良きブツ確保! いやぁ、久々にCDだのビデオだのをためつながめつできて、生き返った気分。やっぱ、オレにはこういう流儀が似合うわ。知性どころかこういう内面を豊かにする教養確保すらおぼつかない工員生活なんて、しょせんオレ向きなワケはないのだ!……
まずはパルコ東館5階にあるタワレコへ。
・ニール・ヤング「グレイテスト・ヒッツ」
・オムニバス「風街クロニクル アナザー・サイド・オブ・はっぴいえんど」
●マイルス・デイヴィス「マイルス・エレクトリック 〜パフォーマンス・アット・ザ・アイル・オブ・ワイト〜」
●キング・クリムゾン「ニール・アンド・ジャック・ミー」
折から襲ってきた腹痛にもめげず、クリアランスセールの箱もしっかり漁る。
・ティル・チューズデイ「Voices Carry」(305円)
・V. A. 「New York Songs」(845円)
「New York Songs」は名盤総本家ライノのコンピ。サミー・デイヴィス・ジュニアに始まりライザ・ミネリに終わるニューヨークが舞台の名歌集。こりゃ、ええブツめっけた。
本日店を回ってチェックすると決めたのはバナナレコード。パルコ南館6階にあるパルコ店にまず行くが、オレが欲しいブツはなかったうえ、フジヤエービックやディスクユニオンに慣れた身からするとナメた高い値段設定に嫌気がさし、早々に退散。
かつて名古屋文化圏に育ったとはいえ、地理はまるきり不案内。バナナレコードの案内図を見て、大須が栄の先にあると本日初めて知った。ちょうど正午すぎ、いい日和になった街角をテクテク。
途中、店名は失念したが、中古屋があったので覘いてみた。妙なことにシンガーもグループも男性女性に分かれていた。女性のほうは悪くない品揃えだったかも。ココではかねて実は大ファンな世界最高の美乳女優が出していたアルバムを発見。
・マチルダ・メイ「マチルダ・メイ」(600円)
ジャケの見せブラについ悩殺されたのだが、中をチェックしたら、スリーブの表紙裏で谷間見せてくれてるだけだった。ハナから乳目当てだったので無念。
バナナレコード大須店にも足を運ぶ。店内のブツは正直ロクでもなかったが、店先の箱で3点確保。
・ペドロ・ルイス&パレーヂ「アストロナウタ・トゥピー」(525円、※ライナーなし)
・ブレイヴ・コンボ「A Night On Earth」(315円)
・エド・マン「Get Up」(315円)
ザッパ・バンドのパーカッショニストのソロを見つけてしまうなんでビックリ。こういう珍品ゲットがあるから中古漁りはやめられぬ。
気をよくして大須を散策するが、中古屋も古本屋も見つけられずトーンダウン。アメ横ビル2にあったDVD屋にも入ってみる。トーゼンのようにAVをチェックするが、なつかしの洋ピンなんてオモロいブツも、記憶になくとも右手が覚えてるハズのなつかしオカズ、略して<なつオカ>なブツもなし(<どバカ)。こういうブツは大阪がいちばん安そうな気がしてきた。
気を取り直してバナナレコード3店め、ジャズシンジゲートへ。正直、期待してなかったんだが、値下げコーナーにイイのがありましたねぇ。
・V. A. 「Jazz A Saint German」(630円)
・V. A. 「ESQUIRE-Crosstown Traffic」(525円)
・L.A.フォア「家路」(525円)
「Jazz A Saint German」はジャケのくわえタバコのキツいネェちゃんのジャケがイケてる。アンジェリック・キジョー、フランソワーズ・アルディ&イギー・ポップ、ジャズ・パッセンジャーズ&デビー・ハリー、ジェーン・バーキン、ブリジット・フォンテーンと豪華メンツによるジャズ歌集。「ESQUIRE-Crosstown Traffic」は題名どおり、「エスクァイア」誌による企画盤らしい。カサンドラ・ウィルソン、スタンリー・ジョーダンらが参加。L.A.フォア「家路」は日本独自企画盤。高校時代、オーディオマニアのダチの家で聴かせてもらった記憶あり。録音状態が素晴らしかったのだ。現在の評価はいざ知らず、演奏は充実していたので、ずっと探していたアルバム。こりゃまた、イイものを見つけました!
ごきげんになって、タワレコへ舞い戻る。今度はAから順に棚を眺め、時々「レココレ」「ミューマガ」を横目に買い忘れがないか確認し、ちょろちょろ店内を行ったり来たりしてみるが、ジェフ・ベック「ベック・オラ」紙ジャケ、デイヴィッド・バーン新譜はじめ、どうも早急に欲しいモノなし。絶対気に入るハズと意気込んでブランドン・ロスのアルバムも、試聴したら、いまいち地味で即買いする気にならなかったり。。。来月末の東京行きに備えて、今日は買い控え(?)するコトにした。
・ベン・ハーパー&ザ・ブラインド・ボーイズ・オブ・アラバマ「ゼア・ウィル・ビー・ア・ライト」
・ジョニ・ミッチェル「ドリームランド」
・ティナリウェン「アマサクル」
・エドアルド・アルテミエフ「Tarkovski par Artemiev」
・ニルス・ペッター・モルヴェル「live STEREAMER」
ベンにいやんの新譜はずっと買う気マンマンだったのだが、CCCDだったので買い控えしていたのだが、通常盤が入ってこないのであきらめた。ビートルズBOXも同じく。CCCDじゃなかったら買うってぇの!
ラシッド・タハのアルバムを探していたのだが見つからなかったので、余裕ができたら買う予定だったティナリウェンを確保。彼らも参加したオムニバス「砂漠のフェスティバル」はアフリカ〜環地中海の砂漠地帯が目に浮かんでくるような、乾いた音使いが集ったコンピで、素晴らしい内容。
ブランドン・ロスの代わりに買おうとしたアイヴィン・オーセットの新譜はコーナーどころか痕跡もなし。怒って、ニルス・ペッター・モルヴェルのライヴ盤を買う。値段が2,730円と割高だったので、アマゾンあたりで購入予定だったヤツ。むかつくので書かなかったけど、なぜに輸入盤が国内盤と同じ値段なワケ? 納得がいく説明してみろ、タワレコ&HMV! オレもいいかげんアマゾンを始めないといかん。
ニール様のベスト盤聴きながら書いたので、テンションあがりまくり。コレ、曲順がすごいね。「ライク・ア・ハリケーン」「今がその時」そして「ヘイヘイ、マイマイ」「ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド」だもん。畳掛けすぎ!
そういや、サッカーショップでイングランド代表のニットキャップを買いました。明日から冷え込むらしいので、コレかぶって出勤です。