久々のサッカーネタ。最近はid:chef7さんのトコとかで拝読するのみ、代表戦も欧州リーグも、正直ほとんどサボってました。
結果にはあえて触れず。メモ程度に書いてみると、今回ははや10日後に迫ったユーロ２００４の前哨戦としてチェックしたので、日本代表よりもイングランド代表に注目して観戦。しなやかなる「柔」のヤタガラス、硬直した「剛」なる３頭のライオンを予想以上に苦しませる、という具合でしたかな。
結論だが、イングランド、今回も優勝は無理っぽい。リオが抜けたのはトーゼン痛いが、それ以上にデイヴィッド・ジェームズのセーヴィング、あまりにヤバすぎ。楢崎のほうが安定度なら上でしょう、アレじゃ。前職のシーマン、いなくなってようやく彼の存在感の大きさを感じ入り。
絶好調のジェラードはいいとして、欧州屈指の“破城槌”たるスコールズが代表ではいまだ不完全燃焼なのも不安要素。最前線への飛び出しが強みゆえ、時にポジションかぶりまくりなランパードとの併用がはたして実戦の舞台で「吉」と出るのか疑わしい。オーウェンがワントップで、その下にスコールズとランパード、で、右にベッカムという感じでいくしかないのかな？
ジョー・コールはじめオモロい逸材は揃ってるけど、どうにもゴール・フィニッシュが決定力不足にも思え。フォワードには経験不足なルーニー君よりビーティを呼ぶべきじゃなかったかと。バックアップがヴァッセルだけってぇのはなぁ…。
左も相変わらず適材不在。とりあえずジェラードでいく予定らしいけど、なんか違う気が。スコールズの可能性もあるようだが、ダイヤーがやれたりしないのか？ ううむ。
ベスト８進出はまず確実（つうか、負けたら恥）。しかしながらクォーターファイナルでＡ組２位、すなわちスペインかポルトガルのいずれかと当たるハズなんで、ココで敗退が濃厚ですかなぁ。
ユーロの展望については近日にも改めて、なんてな。
Ｕ-23日本VSマリはうっかりしてて後半から観戦。最近めざましく頼もしくなった大久保のシュートにシビレた。山本監督、応援してあげたくなるチームはしっかりつくって下さってる気がする。それに対してＡ代表は…チェコ戦は先方が手抜きすぎで個人的には見るに耐えなかったし、本日は善戦だったとはいえ、実はコレ、チーム内で「うるさがた」と化してる観もあるヒデ不在ゆえとしたら…などと考えると、どうにも安心なんてできやしない。百万世界のヤタガラス、オレも朝寝ができるよう、早く安心させておくれな……*1。
↓サポティスタも推奨する湯浅健二センセイの最新レポートであります。
http://www.yuasakenji-soccer.com/yuasa/html/topics_2.folder/04_japan_6.2.html
……イングランドがホントに全力でプレイしていたかどうか、個人的には疑わしいんですが、センセイはそうおっしゃってます。とすれば、今朝のヤタガラス＠ジーコは見る価値ある試合をしたってこってしょうな。
