オーストリアVSクロアチア/ドイツVSポーランド

ポーランド・ダービー、もといドイツVSポーランド戦のハーフタイムだけど、先に感想を書いてしまおう。
よくよく見れば多少は違うんだけど、なんだか似たようなスタイルのチームが集まったような雰囲気。個々の選手のテクニックではなく、あくまでも組織力で戦うという、クリーンでストレート、よく言えばまっすぐ、悪く言えばヒネリのないサッカー。
「東欧のアルゼンチン」(とオレは勝手に呼んでる)クロアチアはその中では一番テクニシャンぞろいというか、クセのある選手を揃えてはいると思うが、スーケルやボバンがいた90年代後半ほどの風格はない。やはり紛争の影響で、有望な若手が国外に流出してしまったのが痛かったようだ。イブラヒモヴィッチなんてその典型例。ホスト国の意地と勢いがあるとはいえ、ユーロ中おそらく最弱のオーストリアにあれだけ押し込まれるというのはちと心配。まぁ、予選突破はできそうだけれども。
ポーランドはさすがはオランダ出身のベーンハッカーというべきか、ドイツW杯出場時点ではあったような一種の泥臭さみたいなのが払拭されて、思い切ってラインも上げたり、予想以上に洗練された攻守を見せてくれているように思う。もっとも、やはり全体の戦力の差でドイツには太刀打ちできてないのだが。
ドイツは、、、やっぱりレーマンが最大の不安要素だな(笑)それ以外は穴はないので、今回ばかりは順当に行けば決勝は固いと思うが、どうか? そうなれば、今回はバラックの大会と呼ばれたりして。