ホッピー神山こそ「世界」、、、

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吉田達也の磨崖仏語(?)なヴォーカルが強烈だったりするから、ついマグマっぽいと書いてしまいがちなんだけど、3曲目「Night Dust」のキーボードなんてソフト・マシーンかはたまたサイケ期のピンク・フロイドみたい。なので、ソフツやジャズ・ロックなファンにもオススメできるまっとうな(?)プログレ
、、、ホッピーさんは才能がありすぎて音が奔流のごとく噴出しすぎ、結果としてその強烈すぎる個性がとらえがたくなってしまってるうらみがある。今年発表されたソロ作「もしもしピアノが弾けますよ」みたく、最初からピアノ・プレイといった一定の枠におさまってるほうが聴きやすくていいのだが、今度は逆に巨大な才能が押し込められてるようで、また惜しくなり。この巨大さ、世界の宝。いや、世界にホッピー神山が存在しているのではなくて、ホッピー神山という世界」に我々が生きているんである。それぐらい、スケールがでかいんである。なんだか根本敬がカツシンのこと書いてるような物言いしてるけど、ホントにそう思えてくるから仕方ないんである。