- アーティスト: 桃山晴衣
- 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
- 発売日: 2005/12/01
- メディア: CD
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id:huraibouさんのところ(http://d.hatena.ne.jp/huraibou/20051129/p1)で知って、昨日早速購入。収録時間は30分に満たないが、こめられた情念というか、密度の濃さゆえに聴き通したらぐったりしたくらい。
1979年、中村とうようプロデュース。YMOを結成した当時の坂本龍一が起用され、ラストの大曲でブライアン・イーノあたりを彷佛とさせる無国籍なシンセサイザーを聴かせてくれる。「チベット風にしてほしい」なんて注文だったそうな。アレ、中村とうようってチベット音楽って嫌いじゃなかったっけ? いずれにせよ、コラム等での問題発言の多さには辟易させられるものの、中村とうよう御大、「ミュージック・マガジン」を拠点に、影に日向に邦楽界に与えた影響と功績は大きい……なんて再認識させられる一作。
桃山晴衣公式サイト→http://www009.upp.so-net.ne.jp/to_genkyo/index.htm
ちなみに、オレは中高生の頃は渋谷陽一の「ロッキンオン」ばかり読んでたアホロック少年だったが、よく考えたら、「ロッキンオン」ってアーティストをインスパイアするような業績は一切為してないよな。音楽ジャーナリズムを悪くしたのって、やっぱり渋谷陽一なのかなぁ。。。
*1:女優ならば一通りは身につけておくべき、たしなみのひとつであったとも聞く。