何度でも云うがオレは阪神ファン、読売巨人みたいなレアル・マドリーを応援しちゃァ漢がすたる。もっとも、ナベツネを嫌悪するようにチームが嫌いなんであって、選手各人が嫌いなワケじゃない。ラウールはフォワードでは目下一番のオキニだし、ベッカムだって応援してる。
反対に、ローマは昔から首都のチームだっちゅうにアカヌケない印象で好きじゃなかった。トッティは大選手だが、ムラがありすぎ、ハッキリ云えば嫌い。今朝はゲスト解説にフローラン・ダバディが出ていて、カッサーノを史上最後のファンタジスタ、ロベルト・バッジョの後継者だとベタ誉め。おぃおぃ日本人サッカーファンを舐めてくさるのか？ ホナウジーニョちゃんはどうなるんよ？ 早くフランスに帰国させろ、このバカ男。
マドリーは前半、最近の不調を引きずりまくったズルズル守備でボロボロ、あっと云う間に２得点先取される。再びセンターバックに回されたエルゲラが頭抱えまくり。守備意識が露骨に低すぎた、アレじゃ草サッカーのチームだって突破できるってくらい。そんな中、ひとり気を吐いたのが主将ラウール。十八番の献身的なチェイシングと最前線飛び出しが光りまくり。まだ絶好調時には遠いが、やはり攻撃の要はこの美男子と再認識。後半はキーマンのラウールを先頭にローマを押しまくり、ホーム有利のジャッジで幸運なＰＫをゲッツ。コレをフィーゴがキッチリ決めて同点。コレで俄然盛り上がったマドリーはパスも回り始めて、フィーゴの強烈なシュートに飛び込んだラウールが再び決めてついに逆転。ガッツポーズ決めまくり、気まぐれなサポーターに雄姿を見せるが、看板の指輪口づけパフォーマンスはやらず。美人の奥さん（＜マジ！）はどうしたよ？ ローマはこのへんで完全に戦意喪失（交代のミドだけ、ちょいやる気見せたのみ）、そのうちにロベカルが強烈左足でダメ押しのロングシュートを叩き込む。カマーチョ批判等で試合中もブーイングされてたりと戦犯扱いなロベカル、さすが大選手らしい意地を見せる。ラウールのゴールに続き、選手は感動の抱擁、そんなにやおいファンを喜ばせてどうするって（笑）「雨降って地固まる」、次節リーグ戦でも勝てれば波に乗るかもですな。今までがひどすぎたんだが。
