ポルトガルVSギリシャ/スペインVSロシア

というわけで、ユーロです。
4年前と違って、今回は実のトコ、さほど身が入ってません。しょっぱなから、なんとなく惰性でチェックしてるような感じで自分でも歯がゆいんですが、まぁ、心覚えだけでもってコトで。
ポルトガルVSギリシャ。御存知のように主催国いきなり苦杯という無残な結果に始まったわけですが、オレ自身は、ポルトガルに決定的なストライカーと絶対的なチームリーダーが共に不在なのがマズいんじゃいかと思いました。まぁ、ストライカー不在の問題はポルトガルに限ったコトじゃないから仕方ないとして、チームのまとめ役がいないってのはヤバいでしょ。
フィーゴはともかく、ルイ・コスタフェルナンド・コウトも我がことで手一杯、気合いが空回りする若手をフォローしてやろう、てな余裕が全然なさそうです。「やったろうじゃん!」的な気負いでガンガン押し返してくるギリシャに対して、ポルトガルはひとりひとりが勝手にボール回すだけの散漫なプレイに終始。これじゃあ勝てません。特にホナウドくん、キミは居残り追試決定。イキの良さは買うけど、独壇場をやるにゃあ、10年早ぇぇッてぇの。マンUでも同じだけど、とにかくてめえだけで無意味にボール持ち過ぎ。反省しなさい。
かけてあげたい言葉は、上記の題名どおりです。まさに、「狙われるもんより、狙うもんの方が強いんじゃ!」
……ありきたりな感想でスミマセン。


スペインVSロシア。モロ(モリエンテス)&ラウールの2トップが久々に見られて、大感激。国歌斉唱時、天を仰ぎ見るラウールの男前なツラ構えに、惚れぼれいたしました。オレ的御贔屓筆頭のシアラーと違い、その美男ぶりで毎度男惚れさせてくれます。
肝心の2トップはいまいち機能しませんでしたけどね。やっぱ、ブランクがあったからかな? 流離華麗なるトップに、タフなサイド&中盤、見ていて愉快痛快。ただ、センターバック2枚はヤバいね。GKカシージャスに負担かかりまくり。セービングならおそらく今大会ダントツだし、安心感はあるけど、丹波哲郎じゃあるまいし、「カシーちゃん! 今日は、お・ま・か・せ♪」*1ってってわけにゃいくめぇ。右サイドはサルガドの故障が痛いけど、代わりに若大将プジョル斬り込むきりこむ。いよぅッ! 遊侠一匹! 
追加得点が決められなかったり、最終ラインが穴だらけだったりと不安材料はありますが、今回は有望なような気がします。前大会よりはかなりイイんじゃないですかねぇ? 比較してもしょうがないかもですが。
ロシアですか? キーパーが典型的スラブ人つうか、思いっきり殺し屋顔で映るたびに背筋ゾクゾクしました。てめえはスペツナズかッ! てなモンで(<ゴルゴ13の読みすぎ)。オワリ。
……いやね、選手をぜんぜん知らないし、“ツァーリモストヴォイにタマが集まらないし、どうにもブコツなサッカーやなぁと。ギリシャVSロシア、楽しみですな。いや、ツッコミも入れられないくらい、めっちゃ退屈な試合になるやろな〜って意味でね。
つうわけで、ってか、特にわけはなく、今回はスペインとチェコを応援することに決めました。あー早くネドヴェドが見たい。
え、オランダ? ベルカンプが復帰するなら応援します(爆)。セードルフが勝手に司令塔気取りって時点で個人的にはダメです(怒)。ドイツ戦あたりで、いとしの(<ウソ)パト公が後半に登場してハットトリックとか、いかにもオレンジ軍団らしい乱戦のみ期待します、ハイ。
ところで、バーの色をオレンジからライムに変えてみました。オレンジ軍団を見放した? そうかもしれません。
テキトーな感想、重ねてスミマセン。笑って許して!


*1:石井輝男または映画秘宝読者しかわからんネタ?