優作なら個人的には『最も危険な遊戯』が好みなんだが、狼のごとき容貌になるため頬をこけさせるべくわざわざ奥歯抜いたというエピソードとか、そんなコトたぶん脚本には書いてないだろッ! 的な優作の即興演技が楽しめる本作から。
ビデオもDVDもいま手元にないので、この名場面の抜き出しができないんだが、ココの長広舌、凄いんだよね。優作がもともと舞台俳優だったコトをしっかり思い出させてくれる場面。
あと、クライマックス、誰もいないコンサートホールで指1本立てて、「あッ!」と濁点まじりの雄叫びあげるとかね。
「ぼくの話じゃありませんよォ。リップ・ヴァン・ウィンクルの話ですよォ〜」
……つくづく、サイコーの役者だったなァ。
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(ガラステーブルにどかッと長い足投げ出して)
「おいッ! 筆頭株主に、コーヒーくらい持ってこんかッ! ねぇ」
コレは『蘇る金狼』ね。
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……優作の真似始めれば、夜が白むもわからずじまい。
今朝は台風でひどい雨だ。