池袋：大勝軒→☆☆☆☆☆

スッキリしない天気に気分が滅入ったので景気づけに、と間違った意気込みで池袋へ出向く。いつテポドンが飛んでくるか、大震災で死ぬかわからん、元気なうちに喰いたいモンを喰うべし！　もちろん言い訳。
サンシャインシティの側にあるラーメン好きのメッカ・大勝軒を目指す。ココ、いつも長蛇の列すぎて、学生時代以来いつ来ても入れなかったのだが、５度目の正直でやっと入れた。つうか、＜浪人＞の強みで、11時開店早々に飛び込んだからだが。
何度も前は通っているので知ってたが、ココ、店はとにかくボロい。狭い。
ふたつしかないちっちゃいテーブルで４人ぎゅうづめ。狭いトコで肩肘すぼめて喰わざるを得ない。客は学生・予備校生とか若いヤツばかりと思いきや、初老夫婦や営業中のリーマンまでいろいろ。
１時間以上待ちを覚悟してたが、30分ほどで食べられた。チャーシューもりそば。ほどよいコクのつけスープに、ボリュームたっぷりの麺。チャーシューは３枚、分厚くてデカいのがどかん。口のなかでとろける系のヤワなシロモノじゃない、歯ごたえ良すぎ。酸味の効いた昔ながらの味わいのスープが旨すぎ。麺はもしかしたら柔らかめだったかもしれないが、歯ごたえはシコシコ、つるつると食べやすく。なるほど、コレがホンモノのつけ麺ってヤツか！　超人気もうなずける味。五つ星さしあげたい。
有名なでっぷり親爺さん店長は見かけなかったが、もしかして最近は休みがちなのだろうか？　店長が店に立てるまでしかやらない、と数年前に聞いたのでいそいそ行ってみたのだが。次はいつ行けるかわからんが、今度はフツーにラーメンを頼むか。

東池袋・大勝軒のオヤジさんが書いたこれが俺の味

せっかくサンシャインまで来たので水族館、、、ではなく巣鴨プリズンの処刑台跡を見に行く。いかにも憑きそうな余計な場所に行ったせいか、気もそぞろになって埼京線のホームで携帯をプラットフォーム下に落とすという人生初めての失態。愛想悪げな係員氏に取ってもらうまで、電車２本やり過ごすハメに。電車が来ても気になるので覗いてたら、お揃いのコンバース履いた10代小僧ふたりに、「おにいさん、並んでるんだから」とアゴをしゃくられ、一瞬ブチ切れそうになったり。いや、喧嘩腰になる前に電車に乗り込まれて顔もロクに見れなかったけどさ。