メロス、メロスは走った。

だざーい、おさむッ。ビートたけし『みんな〜やってるか!』のギャグじゃないぞ(<わかんねぇよ、誰も!)。アテネが今夜で終わるのだ。とりあえず、終わる夏をしのびつつ、今夜で最後のダラダラオールナイト。
新体操は女王カバエワが何かと失敗しつつも、終始にこやかな余裕の演技で金メダル。身体の柔軟さが尋常じゃなく、それで技術点を稼いだらしい(解説の山崎“統一教会”浩子情報)。
2位のコたちとの技量の「差」がいまいちわからなかったが、やたらバトンやボールを取り落としたりと目につくミスしながらも、落着き払って愛嬌ふりまく物腰が大物然として見えた。ロシア人の女のコは若い時はホントにキレイで結構。トシ喰うと大変な事態になるだろうが(笑)。


ラソンはひたすら、だらだら見流す。ところが、終盤36キロ付近でクソバカ観客が乱入、1位確実と見られていたバンダレイ・デ・リマ選手(ブラジル)をいきなり突き飛ばすというアクシデント発生! 宴に水をさす至愚なる行為に、ハッキリ云って怒髪天を衝く。こんな後味悪いマラソン中継は初めてだ。直前に、観客乱入というアクシデントがなければいいが、と思ってたら、悪い予感が当たってしまった。ナニが空前の警備だ、聞いて呆れるぜ。
優勝は結局、それまで2位につけていたバルディーニ(イタリア)。思わぬ非運に巻き込まれたデ・リマ選手には、詰めかけたパナシナイコ・スタジアムの観客が大歓声で迎える。デ・リマ選手はそれに応えるように、ロナウドでおなじみ、飛行機パフォーマンスをして、にこやかにゴールイン。怒りや悲しみの表情を見せないその男らしさに、ちょっと救われた気がした(感泣)。
それにしても、あのバカ観客許せねぇ。先のユーロ決勝、ポルトガルVSギリシャ戦でもフィーゴ憎さに乱入したクソバカなバルサ・サポーターがいたが、あいつ以上に腹が立った。衣裳からして、イタリアの観客くさかったのだが、まさかマフィアの賭け事がらみじゃないだろうな? いや、鬼畜ベルルスコーニの手先か?
追記。上記はフライングですた。緑色の服着てたのでイタリアの国旗色だッ! と早合点しますた。
2ちゃんねるから得た情報。犯人はこいつらしい↓。その後、TVのニュースでも確認。
http://www.japan-journals.co.uk/dailynews/030721/news030721_1.html



閉会式。開会式に続き、有働&堀尾のブス&デブコンビのうざい実況のせいで、ハリス・アレクシーウ&ヨルゴス・ダラーラら滅多に見られないギリシャの大歌手の競演もいまいち楽しめず。必要事項だけ付け加えるとか、視聴者のコト考えろっての。つうかよ、どうせ解説するならトーシロのバカアナにやらせずに、ギリシャ現地のコトを知悉した人物を抜擢すべきだろ、ええ? もー絶対、視聴料払わねぇぞ!<犯罪(罰則規定はなし)
ちなみに、かのヴァンゲリスは結局、最後まで登板なし。アンセムの帝王も本国では用なしってコトだったのか? 公式アルバムに炎のランナーだけ収録されてるのってのがなにやら悲しい。
ともあれ、終わった。終わりました!