リチャード・フライシャー(映画監督)

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泣きたいときは、云っとくれ。

ベティ・ブープ』『ポパイ』の生みの親の息子にして、サスペンス、ラヴ・ロマンス、シリアス・ドラマ、SF、ミュージカル、コメディ等々、ジャンルを問わず、洗練と味わい深さの両方で手堅すぎる演出手腕を誇った名匠中の名匠(たしか御年88歳にて存命!)、自伝の題名がコレ。
アニメ史上屈指の悲劇の天才たる父マックスを葬り去ったウォルト・ディズニーと『海底2万哩』(54)で組んだ際のエピソードのみ、ほんの一部、某誌で翻訳*1を読んだが、いまだに現物書籍を目にしていない。正直、映画のコトなんざしばらく忘れたいんだが、コレだけは機会あったら読んでみたい1冊。オレ、映画の真の姿は撮影裏話にアリ、と考える人間なんでね。記号論で映画見たりしないから(以下、毒舌封印<やる気全くなし)。
オレの今日付フライシャーベスト5。
『ラスト・ラン 殺しの一匹狼』
『スパイクス・ギャング』
絞殺魔
『海底2万哩』
夢去りぬ



*1:訳者は柳下毅一郎氏。雑誌名は失念。サブカル系強い古本屋なら見つかるかも。