ソニック・ユース「ソニック・ナース」

夕刻、渋谷へ。お世話になりっぱなしなみやりゅうさんと飲み。吹替談義メインにくっちゃべり数時間。結論は、「やっぱ、オッサンは嫌がられても若者には教育的指導を続けるべし!」……って、どんなんや。
HMVで『俺はハマーだ!』DVDを眺めたのち、散会。オレはちと居残って洋楽コーナーを物色。試聴したいアルバムが年々減っていく。年寄りばっか増えていく御時世だっつぅに、若僧向けのコじゃれた音楽ばっか並べやがって畜生、と若者の街で勝手な不平つきまくりなオッサン予備軍ひとり。でもよォ、ゴールデン・カップスとか近年再評価されてる過去のアーティストのアルバムが一枚もなかったりとか、さびしすぎへんか? そら、オッサンは買いに来んかもしれへんけど。


とりあえず、買い忘れていたソニック・ユースの新譜ソニック・ナース」のみ購入し帰宅。前評判どおり、前2作ほど内省的なムードはなく、全曲、比較的ポップでキャッチーな曲が並んでて聴きやすい。とっつきはそのへんが物足りなくも感じるんだが、聴き進むうちにキム・ゴードン姐御の相変わらずドス利きまくりなボーカルに心打たれ。イイ曲書くよなぁ、こいつら。
前作「ムーレイ・ストリート」はとにかく日韓ワールドカップ時に聴きまくった。今週末からユーロ2004、本作も試合前に聴き込むことになるのか、どうか?