デイヴィッド・トーン、アイヴィン・オーセット以来の注目ギタリスト!

Instrumentals

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ネルズ・クライン。ネルスとの表記のほうが一般的かもだが、たしかマーク・ラパポート師匠はこのように書かれていた。*1
ウィルコの現ギタリストにして、ソニック・ユースのサーストン・ムーア&リー・ラナルドらと親交ある異能派ミュージシャン。ややヒステリックというか性急さをもって迫ってくるギタープレイが聴きもの。時にエイドリアン・ブリューのようにユーモラスに、時にデイヴィッド・トーンのように異形なフレーズを弾き倒すという具合。
こちらが公式サイト。トップ画像の演奏姿からして、何かやらかしてくれそうな気配濃厚。。。
http://www.nelscline.com/
詳しいディスコグラフィはサイトを参照して頂きたいが、リーダーバンド以外で目をひいたのは、マーク・アイシャムが音楽を手掛けた映画『サウンド・オブ・サイレンス』(マイケル・ダグラス主演)のサントラ、また、リッキー・リー・ジョーンズのアルバム「The Evening of My Best Day」にも参加してたりすること。ギタープレイの質的にいっても、デイヴィッド・トーンのごとくk.d.ラングのバックをつとめたりといった伴奏風の演奏は少なめのようだが、今後の展開は楽しみ。探せばいるもんですねぇ、才能あるミュージシャンってのは。。。


*1:ミュージック・マガジン」でもダントツにマニアックな連載コラム<じゃずじゃ>はいずれ紹介作品を自分でもリスト化してみるつもり。御本人がサイトを作成されていたら一番なんだけど。。。