Trickle Down

ブルース・コバーン「ユーヴ・ネヴァー・シーン・エヴリシング」(<ウ濁使用は正しい!)より。単純に言葉の響きが気に入ったんだが、その実体は「風吹けば桶屋が儲かる」式なお上の経済政策の罪業を糾弾したプロテストソング。しびれるぜ、ブルース。
寒いさむい冬の朝、こんな日のBGMにブルース・コバーンはピッタリ。どうもガツンと腹の底に来るような音に出会ってない、と思ったが、そういやコバーンがいましたな、コバーンが。リマスター盤が出ているから買い漁ってみるとしよう。先日購入したブート盤「Christmas Party」も好内容でやんした。もっともコレ、主役のコバーンよりも、後半登場するや、いきなりドス効いた声でポエットかますルー・リード師父に瞠目させられたんだけど。声の存在感だけで誰をも圧倒するルーの偉大さやおそるべし。