トルコVSイングランド

国際Aマッチデーは気ぜわしい。深夜、トルコVSイングランド戦を観戦。
はや夏から今季最大級の大盛り上がりだったけど、いやぁ〜、すげぇ! マジ凄かったですよ!! スタジアムの雰囲気が。「敵地」とはまさにかくあるべし……というか、正直、やりすぎだろって。TVの小さなモニター越しに見てるだけでも鳥肌モノ、異様な威圧感がひしひしと伝わってきて、もぅ引きまくり、正直青ざめましたからね。試合前の盛り上がりの雰囲気だけなら、今季どころか、ここ数年でも最高潮でしたわ。
とにかく、トルコのサポーター、熱すぎます! たしかガラタサライだったか、ヨーロッパから敵を迎える時は、オスマン‐トルコ帝国(!)時代の歌を合唱するなんて聞きました。
「♪おお、ヨーロッパよ、わが軍勢の馬蹄の音を聞け!」なんて歌詞らしいですが、歴史の重みを感じさせすぎますよね。それだけトルコ人のヨーロッパへの対抗意識はすさまじく強いってことなんでしょう。怨念入りまくりだからね。




試合内容は例によって書きません。スタジアムの観衆ほどはトルコの選手たちは殺気だってはいないように見えましたが、意気込みすぎたか緊張しすぎたのか、動きはかなり固かったような。それでも、化け物ニハトをはじめ、各所で底知れない潜在能力というか、ごっついプレイは見せまくりでしたけどね。新顔も続々出てきているし、今後はますます楽しみな存在ですね。
対するイングランドは昨年のW杯アルゼンチン戦を彷佛とさせるタフぶりを発揮。いや、ほとんどホーム状態だったあの試合より、今回のほうをほめるべきかも? 敵地で6万もの殺気に満ちた視線に貫かれているというのに、ヤツら、見事なまでに落ち着き払っていました。ベッカムも新天地レアル・マドリーでの好発進が利いているのか、悠然たる主将ぶりでしたし。今後も語り種になるような「見せ場」もありましたけど、これは御愛嬌ってことで。


生中継で観戦するに値する、まさに下馬評どおりの大一番。現時点では今季最高に大興奮。トルコのGK、リュシュトゥ(ルストゥ)・レチベル様も活躍。果敢な飛び出し、正確なキックでのフィードはさすが。おいバルサ! 宝の持ち腐れしているんじゃねぇよ!