レアル・マドリーVSマルセイユ

UEFAチャンピオンズリーグ03/04シーズンいよいよ開幕!
放映権がWOWOWからスカパー!に移った関係で地上波でも昨季のTBSからフジテレビにチャンネルが移動。
TBSの解説実況もかなりヒドイもんだったが、フジテレビもお粗末そのもの。いや、実況の青島がフィーゴも見間違うようなタコなミスを犯したからじゃない。風間八宏の解説が、オレにはどうにもこうにも、ガマンならんのだ。説明がいちいちくどいんだよ。あと、話ぶりがいつも高圧的なのにも閉口。
目の前のゲーム展開見て、それに対してだらだらぐちぐちコメントするだけ。いわゆる「的を射た」状況説明なんて聞いたコトなし、「オレはこういう展開ならこうすべきだと思う」なんて、実況が聞いてもいないし、特に多くの観客が退屈なんで聞きたくもないような些末なことをとうとうと語るだけ。一言ひとことに人間性の悪さがにじみでてる感じがするよな(苦笑)。
過去のプレイヤーとしての評価はおいといて、即刻解説者をやるのはやめてほしい。
あ、ついでに、と言っちゃなんだが、トニーもクビにしろ! うっとうしいよ、あのデブ白人。なんで一体、ただの三流ファッションデザイナー風情がサッカーの取材者になってんだよ? イングランド人でしかも日本じゃ需要の少ない(?)リヴァプールマニアってだけの半可通、ただのおバカな中年親爺にしか思えんぞ。
フジテレビサッカー担当者は、オレ含む日本の欧州サッカー観戦者に懺悔しろ! お前らは適材適所って言葉を知らないのか、え? 意味不明な人材起用で視聴者をバカにした罪は重いぞ!
(※ジローラモも誉められたモンじゃないが、たまにコアなセリエA情報&イタリア国内事情はわかりやすく開陳してくれるので、まだ大目に見られる)

そんなわけで、レアル・マドリーVSマルセイユ戦は解説実況を聞くのは途中でやめて、音楽聴きながら観戦した。いつもよりずっと試合の流れをきっちり把握できたから、これからもこのスタイルで観戦することに決めた。ホントは会場の音声だけは欲しいんだけどな(怒)。
BGMはブルース・トラヴェラー「フォー」とフーターズ「ZIG ZAG」。選盤に意味はない。こないだ買ったばっかでまだ聴いてなかったアルバムってだけ(笑)。アメリカンロックはサッカーにはまるっきり合わないコトだけはよくわかった。全体にやっぱ、ゆったりしすぎているというか、グルーヴの振幅具合がサッカーと共振しないって感じなんだよな。そこいくと英国ロックってのはグルーヴというか、リズムの刻み自体が細やかな感触がある。まさしくサッカーにピッタリって雰囲気なんだな。耳障りな解説者のおかげで、意外な発見ができた早朝であった。


ああ、肝心の試合内容についても。ベッカムは中盤でそれなりの仕事はやれそうだ。それどころか、昨季のマンUでのプレイより、のびのびとピッチを走り回ってる感じがする。クロスの正確性も精度を増しているし。守備面はところどころで気合いだけ空回りというか、おそらく言葉の問題等でまだ連係がうまくいかず、凡ミスも目立つけど、それも攻撃面での貢献でたいてい帳消し。もっとも、マドリー全体ではやはり最終ラインはかなり不安定。今のところ、格下相手だから失点以上に得点を決めて勝利できているが、強敵相手ならどうなるか? まぁ、今のマドリーの波状攻撃を防ぎきれるチームなぞ極めて限られているわけだが。