『天才バカボン』

hibiky2008-08-02

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/obituary/
天才バカボン」はガキの頃、行きつけの床屋で読みふけった。
そのなかで一番キョーレツなエピソードが、何事も「もったいない!」と思い込む男が、バカボンのパパにノセられるままに、身体各部も全てもったいない! とエスカレート、最後にはダルマさん状態になってしまうというヤツだった。こう書くとグロい/クロいだけのネタっぽいのだが、当時も別に苦笑なんてせず、シンプルに大笑いさせてもらったものなのだ。
あと、バカ田大学の後輩だかで、何としてもパパを驚かせようとしてあの手この手でメチャクチャどっきりを仕掛けるのだが全然通用しないので、ヤケクソになって焼身自殺してしまう、なんてのもあった。

「センパイ! 火の中は冷たいですよ!」
「ひゃあ、びっくりなのだ!」
猛火の中、ウキウキと焼け死んでいく男を笑うパパ。
「これで安心して死ねるのだ!」

先月だか、手塚治虫赤塚不二夫水木しげるの娘さんの座談会が朝日新聞に出てた。水木サンの娘さん、ホントに父親似で笑ってしまったが、手塚センセイの死後だかにるみ子さんをマジでホテルに誘ったという赤塚センセイの豪傑ぶりもキョーレツなエピソードだった。
赤塚センセイが亡くなってもバカボンは不滅だ。
西からのぼったお日様が、東ィ〜へ沈むゥ♪
これでいいのだ!!!
、、、合掌。