今後は「泣きキャラ」でお願いします!>亀田興毅

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ボクシングに限らず、格闘技ってなスポーツ以前に「興行」。興行となればいかな「判定」と銘打とうが、多かれ少なかれいかがわしさがつきまとうのは必定。なので、今回の結果も別に今さら驚かないが、TBSはじめ仕掛けた側が「下流民にゃこの程度のお涙頂戴、『浪花節』試合を見せとけばいいやな!」なんて考えてるとしたら、視聴者はナメられたモンだなと。いや、ずっとナメられてるからこそ、こんな茶番がず〜〜〜ッとまかりとおってるんだけどな。もはや日本は「下流社会」だからって、コケにされすぎ。
個人的には亀田三兄弟はイキがり姿よりもボクシングの実力なんぞよりもずっと、単に泣きまくるツラだけが全然使えると思った。勝ったら絶対号泣すると思ってたけど、実際、ああいう場で思いっきり泣けるからこそ、「人気者」になれたのだろう。どう見てもハナから「ヤバすぎでキテる父子」と見なされてるからこそ、これだけ話題を呼んでるんだから、今後もキワモノショー風興行を続けるしかないんでしょうな。そういうのって、どういう立場であれ、声高に非難したところで、ほとんど意味ないような気はする。いわば、亀田ってなそういう「キャラ」でしかないんだから、しょうがないんだよ。
それにしても、「泣く子と地頭には勝てない」ってな、昔の人は正しいコト云うよな!(<たとえが古すぎ)何のかんの云って、泣けるヤツと暴れるコトができるヤツがゼニをかっぱらってく。エエ格好したところで、メシの食い上げになるばかりってコトかね?


……ただ、まぁ、どんな筋書きがあろうとウラがあろうと、野郎がとりあえずマジで殴り合ってるのだけは間違いないんだから、最低限、それだけは楽しめるとは思う。残念ながら、人間ってなスポーツ以前に「暴力」が見たいイキモノ。ボクシングに限らず、プロレスだろうがK−1だろうが同じ。ハッキリいって、八百長だろうが何だっていいんだ。道ばたの喧嘩でも人だかりができるように、野郎同士(+女も)がとりあえずガチで殴り合い蹴りあいしてれば、見てるだけで血湧き肉踊りもする。勝負の勝ち負けなんざ当事者だけに任せておけばいい、観客ってな最終的には面白がれたらイイんだよな。で、今回は仮に仕組んだ見世物にしても、あまりにレベルが低かったから皆ブーブー云ってるだけ、、、つうワケで。
それにしても、しょせん万事が万事、衆愚な世の中だからよォ、今さらこの程度でいちいち怒ってちゃいられねぇやな!(<ニヒリスティック?)


あ、最後に蛇足で、生中継を見た感想もちょっとだけ書いておけば、、、必殺技の左クロスカウンターなんぞよりも、猫パンチ(!?)みたいな顔面前の連続パンチが見られたような気も。あとはアレだけイキがるワリにはガードガチガチだし、腰もしっかり引けて(笑)たり、ビッグマウスほど強い印象は全然なし。つうか、今回は減量したにしても、腰回りから下、下半身が弱そう。気力頼みの持続力はともかく、足腰は走り込みで鍛えたりしてなさげ、スタミナはないんじゃないか?……素人目だし、今後どうなろうと知ったこっちゃないからどうでもいいけど。
今後はとにかくイキがるだけイキがって、結局(勝ち負け関係なく)ボコボコにされて流血しまくりで号泣するってキャラで売っていけばイイとマジで思う。『ロッキー』+『巨人の星』みたく、いつもシメは「オヤジぃぃぃ〜〜〜!」って絶叫する姿を「芸」、、、いや、売りにしてくれ! このスタイルは続けるのは勇気も実力もいるぞ、マジで! そしたらば応援してもいいや(笑)どれだけエラそうにしてもいいから、いいコぶるのはやめろ! とにかく最後は泣け! (決して悪い意味じゃなく断然イイ意味で)泣かなきゃ「画」にならねぇンだよ、お前ら父子は!