ヒデが精根だか愛想だか、とにかく何かが尽き果てたのか、ピッチにずっとひっくり返ったまま、立ち上がろうとしなかった。
それが一番、今後も強烈な記憶に残ると思う。今も脳裏に焼き付いて離れない。
ジーコＪＡＰＡＮ、監督のジーコはもちろん、オレが見たかぎり、目を赤くしている人間は少なかった。
嬉し涙以外、悲嘆の涙など、スポーツ選手に限らず誰が流すものであれ、正直見たくはないが、それが取り返しのつかない失敗や悔恨が伝わってくるのなら、こちらはただの一観客に過ぎないまでも、しっかり見据えておきたいとは思う。
今朝のサムライブルーたちは、思っていた以上に、あっさり、淡々としすぎていた。ショックも癒えない間に、サポーターにすぐ挨拶に行き、そそくさと会場を後にしていた。
「自分の１点で、相手を本気にさせちゃいましたね」
と苦笑い浮かべつつ、自虐的な物言いをしたのは玉田。ヤツは今後、真に成長をみせてくれるだろうか？
ドイツＷ杯、リーグ戦最終日を前に、ひとつのクライマックスを、あっけなく迎えてしまった。
今は正直、脱力感があるのみ。
ちなみに、個人的な予想スコアは４-２で日本敗北というものだった。
点の取り合いになると思ったのだが、単に「取られ」るばかりだったな。。。
追記。
途中でキーパーを交代させられるなんて、最大最悪の屈辱だ、、、野球でいえば、コールド負け喰らったのと同じ扱いじゃないか！ パヘイラもセレソン仲間に対して無情な振る舞いをしやがったよなぁ、、、だったら真剣な挑発の意味こめて、最初から控えで来いよ！
