バルセロナVSチェルシー@カンプ・ノウ

スカパーの番組中継中でも何度も語られてたけど、1999-2000シーズンの2試合はそりゃあ興奮モノだった。チェルシーのゾラのフリーキックとか鳥肌モン、で、バルサにはトーゼン、まだフィーゴもいたし。
で、今朝の試合だが、わかりやすく、テクニシャンVS組織の戦いであった。バルサ側もホナウジーニョちゃん-エトー+デコといった強力トリオの連係など、有機的なパスワークで変幻自在な攻撃見せまくりではあったんだが、いかんせん、ゴール前ではチェルシーの堅陣に阻まれ、終始攻めあぐむ。
対するチェルシーはスーパースターもスーパーテクニシャンもいない代わり、全員が組織的守備からボール奪取、反転一瞬のカウンターならまかせとけ、てな一流職人ぞろいの観。マケレレとかありとあらゆる局面でシュート防いだりしてて、すげぇな、やっぱ。
それでも、「追われる者より追う者のほうが強いんじゃ!」=『仁義なき戦い』の法則は今回も適用、攻勢に転じてからのバルサは怒濤の攻撃、波状攻撃にさしものチェルスキーも浮き足だったか、ドログバが勢いあまってキーパーチャージで退場。10人になるとかえって結束が固まる場合も多々あるが、そこは寄せ集め軍団の悲しさ、守護神チェヒの前にはりついた壁にも各所ほころびが。
結果、バルサ、かろうじてホームの意地だけは見せることはできた。もっとも、アウェイゴールの1点はホント、どうしようもなく大きい。スタンフォードブリッジでの再戦、楽しみというより、なんだか気が重いや。