マンチェスター・ユナイテッドVSバルセロナ/チェルシーVSリヴァプール

リアルタイムでチェックしたが、感想は書き損ねてた。今さらながらメモなど。
ユナイテッド、本拠地オールド・トラフォードだけに今度こそガンガン攻めに行くのかと思ったら、今度も受けに回る戦術で拍子抜け。しかし守備は相変わらず鉄壁で、かといってイタリアのチームよりも武骨な感じがするので、まるでかつてのバイエルン・ミュンヘンのよう(笑)バルサも予想以上に攻め込んだが、結局ゴールは割れず。メッシの切り込みドリブルだけではやはりキツいのかも。昨季までのバルサの千変万化な攻撃を支えていたのは、やはりロナウジーニョだったということなのでは? ファンタジスタ不在が目下の不調の要因のような気がする。アンリを使うのならやはりセンターに回さないとダメだよなぁ。
チェルシーVSリヴァプールは今季最高と言える充実のゲーム内容。終始組織だったボール確保で攻めあがるチェルシーリヴァプールが戦術というよりは個々の能力で何とかしのいでいたが、最終的には力つきたという案配。ベニテスもアホだなぁ、ドログバを挑発するとは! あそこまでのスピードと重さのある破壊的なシュート、見たことないかも。やはり目下世界“最強”フォワード! 
ランパードが重要な局面で見せ場をつくることも予想はしていたが、まさかアレほど劇的に決めるとは。現実が真にドラマを生むこともある、ということか。今季のチェルシー、終盤に入って妙に劇的な要素が続きすぎてるかも? 
いまだに才能が疑問視されているアヴラム・グラント監督だが、チェルシー入閣の際、あのモウリーニョに嫌われたという時点で才能は認められていたのかもしれない。来季、どういう陣容になるにせよ、彼の采配は引き続き見てみたい。あのイスラエル人、不気味なまでに存在感をあげてきた。。。
昨夜はユナイテッドVSウェストハムをチェック。ハマーズのサポーターが敵地にまで乗り込んできながらテベスのスーパーミドルにやんやの喝采を送ったり、ユナイテッドのサポーターもアシュトンのバイシクルシュートに拍手したりと、なんだか緊張感のないゲームで苦笑い。まぁ、たしかにハマーズは今さらムリしても仕方なかったのだが。懸念材料としては鉄壁の守備陣のなかでファン・デル・サールがセーヴィングもパントキックも、どうもいまいち精度を欠いてる気がしてならないトコ。今のままでは来季は控えに回るかもしれないなぁ。