夏の終わりの一枚。

id:clicheさんが書かれていた話題に、つい即時反応。
キーワード登録とかに初挑戦してみますた。
良かったらチェック&登録してくださいましまし。*1
オレ的最高<夏の終わりの一枚>は、ニール・ヤング渚にて。これっきゃないっす! 気が向いたら、こちらも参照なさってやっておくんなせぇ*2
聴き返すたびに、波の音がどんどん高まり、そして遠ざかっていくような、心象風景のなかでのドップラー現象が楽しめて、なぜかのちにサビしくなる、男泣き大傑作アルバムですッ! 渚の砂を踏みしめる、さくさくという足音まで耳のなかで響いてきそうです。ほとんど<泣き砂海岸>です。
いつもは力強く響くニールのギターもいつになく、わびしげです。声まで心なしか脱力ぎみ。クレイジー・ホース+ザ・バンドの演奏はアーシーこのうえなく、それなりに気合いは入っているんですが、曲が進むにつれて<まったり度>が飛躍的増大。「射精後の一瞬」みたいな放心状態、ついには虚無感まで、漂ってます。
駄目ジャケ的にも最高峰だ! 男の哀愁が漂うぜ、YEAH! 
難点は個人的には冬に聴けない、聴いてもハマらないってコトかな? ニール、寒い国カナダのヒトなのに、この一枚だけはどうにも<夏>の空気感がたちこめている気配。
まぁ、ニールって基本的に「熱い」曲が多いですよね。ブルース・コバーンとは音楽スタイルもつくる曲も真逆なトコがあって、おもしろい。コバーンも熱い曲を書くヒトだけど、音世界も演奏も実にクールで美学に満ちてますモンね。オレ、コバーンは一部除き、晩秋〜冬にしか聴けないんだよなぁ。
しかしオレ、思いっきりインドア派なヤツのクセに、音楽だけは季節に合わせて聴いちゃうんだよなぁ。ガキ時分、外でしか遊ばなかった名残りかも。釣りキチだったしね。


*1:追記:id:sugioさんのトコに勢いで宣伝カキコしてしまったら、「コメントスパムみたいで、こういう宣伝カキコははてな市民&グループの評判を落とすから、ダメです」と苦言を頂戴してしまいました(恥)。たしかに、おっしゃるとおり。<はてな>上でのキーワード登録はじめ、モロモロの機能設定などなど、管理サイド(関連職業の方も含む)の皆さんは人知れず苦労をなさっているワケですからして。<はてな>の機能を理解して、トラックバック等の処理をすべきだったです。ウェブ/ブログ音痴はこういう時に迷惑をかけてしまう。反省。大変失礼をいたしました……(シュン)。

*2:実は本雑記中、個人的に一番気に入っている文章だったり(恥)いや、いかにも「ダメ」さ、ボンクラぶりにじみ出まくりなんだけど、「それがいいんじゃない!」って。