ゲディ・リー(ラッシュ)

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カナダ最高にして現役最強のハードロック・トリオ、ラッシュのベーシスト&ボーカリストゲディ・リー人さし指1本(!)で弾いているなんて信じられないケタ違いの音数ベース。だけでなく、キーボード、ペダルベースと同時にいくつもの楽器を完璧に弾きこなすという、まさに八面六臂な「鬼」系ミュージシャン。
しかし、残念ながらインタビュー等では実に云うことがそっけない。
「いやぁ、ゲディ! 君ってばスゴいよぉ、あんな難しいフレーズ弾きこなすだけじゃなくて、同時にキーボードも弾いて、で、歌までうたっちゃう。ねぇねぇ、どーしたらキミみたいになれるわけェ〜? おせぇておせぇて!」
なんて某記者氏のミーハーな質問に一言。

「練習することだよ」

……この中にひとり! 素直なヤツがおる。
お前やー! ゲディ!
ストレートやないかい! ひねってひねって、ひねりなさい、ひねりなさい、ひねりなさい、ひねりなさい、ひねりなさい、ひねりなさい×∞

ロバート・フリップ十八番の名セリフとほぼ同じだけど、発言的には「芸」はない。いや、ボケろとは云わへんけど、もったいぶられても困るけど、もうちょっとマシな言い方があるやろって。
ま、プレイヤーとしてはまちがいなく世界最強クラスなんだし、徹底した<仕事師>らしい発言ではあり、名台詞には違いない。どーせ普段はチョー変拍子、複雑怪奇な難曲やりまくってんだし、発言にまで「ひねり」はいらないってコトで(笑)。 
ちなみに、オレがイチバン好きなラッシュの曲は「Tom Sawyer」と「Marathon」。まぁ、90年代以降は一切チェックしてないんだけどね(汗)
なお、カラオケでも歌えますが、洋楽好き相手にしかやりません。だってさ、大抵みんなJ-POP、しかも野郎のクセにディーヴァ系しかやんねぇだもん。野郎がネェちゃんの曲唄うのは、難易度高いんだっつの。野郎は野郎の唄をうたおうぜ、押忍!