誰が呼んだか“ユーロの甲州”*1、伝説の甲斐武田騎馬軍団の再来か、風林火山のチェコサッカー、今朝も爆発、大いにハジけ、見せも魅せたり、ウルチカ・パスで、北欧赤きバイキング、堅固な陣容斬り裂いて、見事勝利をおさめたり！
前半はデンマークの速攻受けてたち、ゆるゆるしのいでかわすチェコ。最前線はトマソンのみ、トップにサンがいないため、敵陣前で基点つくれず、決定的シュートが打てぬデンマーク。後半はチェコ、相手をいらつかせる作戦か、なぜか遅れて登場し、前半とうってかわって攻め立てる。名うての武芸者ポボルスキーが右から完璧クロス、頼れる巨人コレルが頭で合わせ、あっと云う間に１点先制。そこから先は疾風怒濤の攻撃炸裂、右サイドで狭いスペースするする抜きまくる正確無比なパスワーク、最後はポボルスキーからのスルーパス、バロシュがループで決めてハイ２点め。これぞチェコのお家芸、風雅流麗、ウルチカ・パス！ これで集中力も途切れたかデンマーク、あっけなく真ん中を破られ、またもバロシュがとどめの３点めゲッツ。
前半こそ退屈なれど、後半は一転、あまりに見事なチェコの攻撃。今大会でも屈指のスッキリしゃっきり快勝ゲーム。
やってくれるじゃねぇか、チェコ！ 次なる相手は曲者ギリシャ、徹底したマンマーク封じ込め策を、しなやかしたたかな攻撃で、いつ切り裂けるか、それが今から楽しみで。
いやぁ、サッカーって、ホントにイイもんですね、のう！
*1:誰も云ってねぇよ（爆）
