いや、オレ、なんつっても阪神タイガースファンだからして、サッカーでも読売巨人ジャイアンツみたいな金満常勝チームの応援は性分としてできないわけですよ。だから、プレミアではマンＵじゃなくアーセナルはたまたニューカッスル、セリエＡではミランじゃなくフィオレンティーナを応援するといった具合、となれば、リーガではマドリーじゃなくバルサを応援するに決まってるじゃないですか！ 一番の御贔屓はデポルティーボですけど、クラシコならトーゼン、バルサに声援を贈りますよ、ハイ。
つうわけで、録画もしたけど、結局ＷＯＷＯＷの再放映でチェック。マドリーはカーサのサポーターの後押しと意地も手伝って押せ押せで攻撃を仕掛けるが、ビクトル・バレデスが毎度おっかなびっくりながらもなぜかスーパーセーブ連発、ゴールをなかなか割ることができない。最近スタメン起用されて好調なソラーリの気魄あふれる押し込みで何とか１点をもぎとるも、数分後、新規投入されたクライファートに同点シュートをかっさらわれた。さらに奮戦していたフィーゴがドブレ・アマリージャで退場してからは総員攻め疲れで足が止まり、バルサの波状攻撃を青息吐息でしのぐことに。で、最後は麒麟児・ホナウジーニョちゃんが見るも鮮やかなループでふんわり最終ラインをひょいと越してみせるや、前線に脱兎のごとく飛び出したシャビがジャンピング、ヒールで合わせてフィニッシュ。前回カンプ・ノウで20数年ぶりに喰らった屈辱を、敵地サンチャゴ・ベルナベウにて同じスコアで見事返り討ち。拍手喝采ものの逆転劇、バルサに祝福あれ。
