偏愛するアーティスト、ウィム・メルテンの曲から。下手に訳すとバカ扱いされそうだからやめとく(笑)どうにも感傷的で、偏執的で、されど情熱的なメルテンの曲は、正直気恥ずかしいんだが、なんとも離れがたい魅力があって、いつからか聴き続けている。どうでもいいけど、ウチにあるメルテンのCDはほとんど中古格安(300円くらい)で投げ売りされてたヤツだ。嬉し悲しでゲットしたブツなんである。


13時からまた試写だが、もうマスコミ試写なるものには正直行きたくなくなっている。公開される劇場の映写状態が最悪な場合も多いので、上映状態が基本的には悪くない試写室内でブツを拝めるコト自体はもちろんありがたいのだが、最近は昨日も書いたようにハズレばかりなので、気持ちは萎える一方だ。今日見に行くのもたぶん、ダメだろう。
経験や蓄積なんて積んでも、さほどいいコトはない。見る前からある程度、作品の良し悪しの区別がつくようになってしまうからだ。しかも、よほどのコトがないかぎり、こうした予測は年々ハズレなくなってくるから始末に負えない。
近年は、作品の良し悪しよりも個人的な心情にフィットする作品、あるいは琴線に触れるワンシーン、はたまたワンカットを求めてスクリーンに見入るようになっているのだが、なかなか心動かされるようなシャシンにも瞬間にも、そうそうめぐりあわなくなっている。コレはもはや「期待」と呼べはしまい。ただ「待っている」というだけだ。まさしく、「僕は待ち人」(by Velvet Underground)状態なのである。