ドラムを叩かないフィルなんて(以下略)

くさくさした気分を晴らすため、帰り道、中野に寄り、フジヤエービックでまたCD漁り。今日の収穫は以下のとおり。まぁまぁ面白いブツがゲットできたような。
ジェネシス「Seconds Out (Definitive Edition Remaster)」(1,700円)
★JAPAN「孤独な影」(700円)
ニール・ヤング「Broken Arrow」(500円)
フランク・ザッパ「Strictly Genteel」(500円)
★サンデイ・オール・オーヴァー・ザ・ワールド「ニーリング・アット・ザ・シュライン」(300円)
★「ショート・カッツ1990-1997〜アーゴ・サウンドサンプラー〜」(300円)
★Various Artists「The Gathering」(300円)



最近、リマスターに弱いワタシ。ジェネシスの「Seconds Out (Definitive Edition Remaster)」は、従来盤よりモコモコ感がだいぶなくなり、特にドラムのヌケが格段に良くなったような。シンバルの音がシャンシャンとクッキリ聴こえやす。
ピーター・ガブリエルが抜けて以後、プログレバンドとして演奏面で勝負しようとしていた時期のライヴ盤だけに、フィル・コリンズはガンガン音数多く叩きまくり。元ザッパ・バンドのチェスター・トンプソンも結局フィルのフレーズを完璧踏襲して叩いてたわけだから、この時期のヤツのドラマーとしての凄みを改めて再認識。個人的にはビル・ブルフォードとのドラム合戦が楽しい「シネマ・ショウ」にワクワクした。素人でもフィルとビルの違いくらい、ちっとはわかりまさぁ。あとは、“二本指奏法”の男ティーヴ・ハケット釈由美子ばりの「ふんにゃか」ギター(<滅茶苦茶な例え)が可笑しいなと。
やっぱオレ、映画よりもロックのほうが好きだわ。映画は残念ながら今は「飯の種」だが、これからは「人生のつまみ」にでもなればいいや。早くそうしたい。これ以上、映画のコトを生活レベルで考えたくはないのだ。