2004-07-09から1日間の記事一覧
……まぁね、しょせんオレなんざタダのボンクラなんで、いくら映画見てたり、映画的教養がちょっとくらいあったとしても、どうにも男くさ〜いつうか、すっぱい臭いぷんぷんつうか、ドンクサいセレクションになってると思うんですわ。大体やね、一番のウリにな…
脚本家がおのれ一世一代の大仕事を途中で自らの身命捨ててまで投げ出すとは、よほどのこと。やはり、いまだ報道されないウラ事情があったとしか思えぬのだが。現時点で、司馬正太郎サイドのコメントを不勉強ながら見かけていないのだが、スポーツ誌等では掲…
夜は若く、彼も若かった。 が、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった。 幕開けからどうにも刹那にして切な、しかれども甘やかな切り出しから、たたらを踏むがごとく、思いがけず眼前に口を開けた陥穽に、くるめいて堕ちていく主人公。 あまりにも有名な冒…