アーセナルVSマンチェスター・ユナイテッド@エミレーツ

hibiky2008-11-09

いちおう毎週プレビューショーとハイライトは欠かさずチェックしてるし、1、2試合は見るようにしてるのだが、こっちに書くタイミングを常に逸していた、、、というか、さほど書くほどの意欲も湧かなかったのだが(汗)モウリーニョインテルも結局、全然チェックできていないしなぁ。サッカー観戦も気力と根気が要りますなぁ。
プレミアきっての宿命のライバルの対決、第1戦は今季もアーセナルホームから。勝負弱いアーセナルだが、ユナイテッド戦だけは燃えるらしく、勝ち星は五分で、しかもエミレーツでは負けてないそうな。
4年前だか、闘将キーンがまだ現役キャプテンで、通路でヴィエイラとやり合ってホイッスル前から一触即発状態だった、今なお語り種の悪名高いゲームは印象的だった。ピッチでは意外やキーンとヴィエイラの衝突はなく、キーンも抑えまくったプレーだったのだが、結果的にはユナイテッドが快勝。つうか、アーセナルがゲーム前、キーンに恫喝されて妙にビビッて身構えてしまい、なにやら全体の動きも硬くてサイテーな内容だった。ハイバリーでアレだけボコボコにヤラれたのも珍しかったのでは?
もっとも、アーセナルをいまだに不倶戴天の敵とつけ狙うキーンが現役引退後は、さしものユナイテッドも、あのモウリーニョチェルシーですらリーグではエミレーツでは勝ててないらしい。やっぱりキーンみたく、ファイティング・スピリットむきだしでぶつかってくる相手が一番苦手なんだなぁ>ヴェンゲル@アーセナル
というわけで、全然期待してなかったので、『アド街っく天国』の録画が終わってからダラダラとJスポーツに切り替えたら、いきなりナスリがゴール決めててビックリ。しかし、後半と思い込んでたらコレがまだ前半だったので、後半に逆転されるだろう、とヒヤヒヤしながら見てたら、意外や今日のアーセナルは勝ち気満々で積極的。怪我してて欠場見込みだったハズのギャラスウォルコットも出場してるし(汗)主力の欠場情報はヴェンゲルの陽動作戦だったのかな?? アデバイヨルが出てない時点で全てが狙いでもなかったんだろうが。
ナスリは後半始まってすぐ、目が覚めるような鋭いシュートを決めて2得点。1点目は左足、2点目は右足。両効きなのか? フラミニが抜けてロシツキの復帰も危ぶまれる中、ナスリの加入はデカすぎでしたな。今日はディアビデニウソンも頑張ってたし。
対するユナイテッドは中盤の運動量&構成力で残念ながら負けてた様子。比較するのは気の毒だが、キャリックスコールズの後任はつとまっていない。中盤でボールを完全支配して、破城槌のごとくゴール前に風穴を開ける、絶対的な司令官タイプではないんだよなぁ。結局、ギグスとテヴェスを投入し、前線を掻き回して何とかチャンスメイクするも、及ばず。こういうとき、クリスティアーノ・ロナウドは頼りにならない。セスクやスコールズみたく、いる/いないでゲームが変わるほどの存在では実はまだないんじゃないか、と。いや、疑いなく目下世界一の攻撃力を誇る選手だろうけど、いなかったらいなかったで対応しようもあるというか、、、「核」になるタイプではないと思うんですなぁ。その点でもまだ、かつてベックスが持ってた存在感は出せていない。タイプが全然違う、と言えばそれまでなんですけど。
今季はまだ読めないなぁ、、、個人的にはリヴァプールにそろそろ優勝してほしいのだが。ジェラードに栄冠を与えたいので。アーセナルは昨季もそうだったが、勝ち方にムラがあり、下位チームにも取りこぼしするので優勝はムリだろう。ビッグイヤーもムリ。チェルシービッグイヤーは充分以上にありそう。今さらリーグ制覇よりも欧州一すなわち世界一を目指すべきと思うし。ユナイテッドも今日の感触では昨季ほどの絶対的な強さを感じないので、たぶん優勝もビッグイヤーもないと思う。
とりあえず、今季最大の注目は、ニューカッスルが早く新オーナーを決めて、残留できるかどうか(爆)スパーズは名将レドナップ就任で今後は快進撃が続くと思う。あとはストーク・シティデラップのロングスローがどれだけ放映されるか、それも見ものだ!
ガリーにゃ喧嘩は売れるクセに、オレには何も言えねぇのかよ! おぅ、来やがれ、この野郎!」なんて言ってすごんでた(らしい)キーン様ありし日の勇姿!

キーン様はもちろん、ガリー・ネヴィルの怒りに燃えた眼差しもコワい(笑)ヴィエイラ、喧嘩の売り方に失敗してゲームにも負けてしまったのであった。