オランダVSロシア

解説・野口浩司、ファン・デル・サールを素でファン・デル・ファールトと3回以上間違える(汗)*1


前半終了。オランダはまだ全体にスイッチが入ってない。特に今まで効きまくってたエンヘラールあたりがいまいちのような。自慢の中盤陣がお得意のパスカットとかできずじまい。で、取りこぼしたボールをコロジンなんてイキのいい若手に拾われて、ミドルシュート連打喰らったりして。
ロシアはスペイン戦がいまいちだったので軽視していたが、今回の若いロシア代表、侮れないヤツが揃ってる。アルシャフィンとかマジで脅威的。アーセナルのヴェンゲルが狙ってるってのもわかる。タイプは違うけど、モドリッチ以上に化けるかも? 
今のところ、知将ヒディンクの采配云々以前にオランダが集中力を発揮しきれず、攻めあぐねているといった風情。順当なら負けるワケはないのだが、もしかするとモチベーションがすでにセミファイナルに向きすぎているのかも。相手がスペインとなれば歴史的名勝負になるのは確実だもんなぁ。
、、、で、終了。
一言。
コレが、オランダだ(泣笑)
徹底的に期待させといて、結局自滅して世界中のファンをガッカリさせまくるという。完全にグループリーグで燃え尽きたとしか思えない。モチベーションが持続しないことでは世界一だ!!
1週間のブランクと昨日に続く異様な暑さでコンディションが整わなかったのも要因のひとつではあるだろう。ゲーム開始当初からなんだか各選手の動きが重く、ヘバッている様子だったので。
そこいくとロシアは中2日とは思えない勢いで最後までガンガン突っ込んでいきまくり。シンプルには勢いに負けた。とにかく、気圧された。
選手交代もうまくいかなかった。守備面でも献身的で安心して任せられるカイトを下げるべきではなかったのでは? ファン・ペルシーは今季は怪我ばかりでアーセナルでも調子が出なかったワケだし。上で書いたようにボランチエンヘラールがダメダメで、デ・ヨングが走り回される羽目に。昔みたくダーヴィッツみたいなダイナモとまでいかずとも、守備の要となる選手がいないとキツいよなぁ。
というわけで、ヒディンク・マジック、ついに三度目の正直。もはやフロックではない。一体どういう運勢を持っているんだか?? あのメタボ腹は布袋様なのか?? 
、、、ま、スペインVSオランダという黄金カードを見せてくれなかったから、世界最強級のKY親爺なのも間違いないが。

*1:たしかに、「ファン」と名前がつく選手が多すぎて混乱するけど、あのオランダの守護神、今季ビッグイヤーの栄冠をもぎとったファン・デル・サール様ですぜ?? 間違うか、フツー?<と、八つ当たりしてみた