「聞きそびれましたのでもう一度お聞かせ願いますか？」
「聞きそびれた話がなぜ相談できるんですか！」
議長もキレぎみ。
結局、何にも明らかにならなかったなぁ。（オレの不勉強なだけかもしれないけど）安部晋三にも接触を図っていたということを初めて知ったくらいか。
ヒューザーだのは氷山の一角なんだろうなぁ。きっと日本全国津々浦々でゼネコンと土建屋どもは違法・偽装の手抜き建築・建造を繰り返して、自分たちだけゼニもうけしようとしてるんだろう。
そうしなければ喰えない人々がいるのも事実だろうけど、そういう人々が他の仕事でも喰えるようにすることが政治行政の仕事のハズだよなぁ？
かつてオレは農水省の現職官僚に有明湾干拓工事の是非を問いつめたことがある。「地元のヤツらはアレでもうけているんだ」なんてあっさり回答されたが、嘘八百もいいかげんにしろと激怒した。地元行って、ためしに一軒いっけん回って確かめてやろうかと思うね。お宅は有明湾干拓でいくらもうかりましたか？ って。漁業関係者で生活できなくなった方が何人もいるじゃないか。
大規模な土木工事を行なえば地元にカネが落ちる、なんてたわごとを信じる（正確には信じさせようとする）ヤツが数限りなく存在するという事実は誠に悲しいかぎり。カネが稼げるのは工事関係者だけだ。彼らがもうかったところで地元がうるおうワケがない。土建屋と労働者が一時カネばらまいたところで地元経済が活性化するワケねーだろ？ アホかっちゅうねん！
これから年度末、またあちこち方々で道路がほじくりかえされる。おなじみ年度末の予算消化対策だが、あんなモン、全部工事関係者以外からすればムダの極致。どっかの誰かを食わさなければならないから……なんて（当事者以外には）くだらねェ理由で国民に無理強いするンじゃねぇ！
