YMO「L-R TRACKS」覚え書き。

廃盤とはいえ、すべて既発音源の寄せ集め、悪名高きアルファ商法に加担してしまうコトが悔しくて仕方なく。それでも、迷った挙げ句購入。こういうのはね、四の五の言わず、身銭きった人間だけがホントにホントの文句を言えるンです。オレぁそう信じてる。え、ホントのファンなら音源が最初に出た時に買え、って? ごもっとも。でもさ、後発だけにデータとか音質面では向上してたり、評価すべきトコもあるハズのブツだぜ、こりゃあ。
コレ、まだまだ聴いてる途中なんだけど、ほとんど、かつて耳にした音源、ある程度のコトは未聴でも書けるだろうと。でも、先走りしてたりしたら、ごかんべんを。随時、追記していきやす!

デジパック4ケースにCD8枚。見開きスリーヴに、ハリー・ユキヒロ・教授そしてYMO3人そろってと、ズラリ特写全開! な未公開写真が入ってて嬉しくなる。
解説書は未読だが、読みではありそう。
試聴しかできてなかった1枚目「LIVE AT KINOKUNI-YA HALL」[1978]。1曲目「ファイヤークラッカー」、出だしから音が同期してなかったり、3曲目「中国女」でユキヒロのフーマンチュー歌唱がヒドいミックスで聴こえなかったりと粗い面が目立つのがちょっと残念だが、可能性未知数だった結成当時の気負いみたいなのが、全体にハシリぎみっぽい演奏から伝わってきて微笑ましい。渡辺香津美のギターはとりあえず、ノリノリギンギン、サイコーです!