……もはや家計簿がわりかよ。

昼過ぎから新宿に出て西口ヨドバシカメラでドライヤー、鬚剃り、ヘッドフォンを買う。ドライヤー、鬚剃りは迷わず安物を選んだが、ヘッドフォンは多少張り込むつもりだった。しかし、しばらく売り場にあったほぼ全品を聴き比べてみてわかったのは、ホントに満足いく音(タワーレコードの試聴機級とか……)を聴きたいなら、やっぱお値段もそれなり、最低1万円以上するようなモノを買わないとダメらしいってコト。もちろん、出力側のオーディオそのものにもカネかけないとトーゼン意味なし。ウチはしばらくまだ安物ミニコンポを使うしかないんで、そういう高級品はあきらめて、単純に一番装着感がソフトでしっくりきた、AIR DYNAMIC HEADPHONES ATH-AD300(audio-technica、5,000円)ってのを買った。かけ心地だけなら圧迫感がほとんどないし、かなりいいです。もっとも、今まで安物の軽〜いTV用のヘッドフォンを使っていたので、それに比べりゃ、やたら重いんだけどさ。
DVDとCDもチェックしたが、早急に欲しいモノはなかったので退散。タワーレコードに寄り、JAPAN「オイル・オン・キャンヴァス」(3,200円)、平川地一丁目「とうきょう」(ミニアルバム、1,223円)を買って帰る。帰宅後、早速チェックしたが、なるほど、「オイル・オン・キャンヴァス」は最新デジタル・リマスター盤って触れ込みは伊達じゃない、もともと硬質なスティーヴ・ジャンセンのドラムがビシバシきまくり、リチャード・バルビエリのキーボードもくっきり。もっとも、オレ的に一番期待していたミック・カーンのべんべんフレットレスベースは、もっと前面に押し出されてくるかと思ってたら、それほどではなし。オレのミニコンポが悪いからとかではあるまい。おそらく、もともと元の音源から音のレベルが絞ってあったんだろう。あと、土屋昌巳のギターは記憶にあったより、かぶさり具合がなにやら生硬に感じたりしたが、コレは好みの問題かな。ま、いかにも80年代の徒花的サウンドで、なつかしくていいんだけどね。この頃の音を聴くと、なぜか『オレたちひょうきん族』を思い出したりしてさ(笑)とりあえず、シルヴィアンのソロとレイン・トゥリー・クロウは買いかもな。