「のう、おやじさん、云うとってあげるが、あんたは初めからわしらが担いどる神輿じゃないの。組がここまでなるのに、誰が血を流しとるんや。
神輿が勝手に歩けるいうんなら歩いてみないや、のう!」
と、松方弘樹もとい若頭・坂井におどしあげられた御存知、金子信雄の山守組長、青ざめつつも不敵な笑い、女房にもったいつけていわく、
「あれらにゃあやりたいようにやらせときゃええ。若いもんには智恵いうもんがないけん、喧嘩してどっちも消耗するだけよ。その時になりゃ、
わしがただの神輿じゃないいうことがよく分る……」
……どっかの大国のおえらがたが考えてそうなセリフじゃねぇか、ええ?
明日2期目を迎える大統領に捧ぐ、といきたいトコだが、とてもじゃねぇが、ブッシュ・ジュニアは山守の足元にも及ばない雑魚キャラだよな。地球の平和をおびやかす<山守>的存在とは、はたして何者、いずこにひそむや???
ボンクラ世界認識で今日もゆく。