ドイツVSチェコ

始まった時にはすでに夢うつつ、でも、得点が入ったときはしっかり起きたりしながら、だらだら観戦。チェコは1・2戦の殊勲者を思いきりよく休ませてフルメンバーチェンジ、今大会初登場となる連中ばかりなんで気合い充分。ところが、対するドイツはどうも最初から覇気に欠ける。攻守とも常にもう一押し足りぬ、という具合。守護神・カーン様もいつになく、投げやりでいらただしげで。国歌斉唱段階から、なにやら不穏な空気は漂っていた。後半、チェコに追い上げを喰らい、好調バロシュに勝ち越しを許してからはますます気もそぞろムード。正直、決してあきらめない、かのゲルマン魂を感じる瞬間は個人的にはなかった。
今朝の題名はもちろんドイツに捧ぐ。組長のタマが衆人監視の前でトラれたちゅうに、ポカーンとしくさってるイレブンと観客のド真ん前に、ほっかむりメイクで出ていって、このセリフ吐いて悠々と退場したくなるくらいでつかい。
ま、今は過渡期、ただひたすらに2006年に照準を合わせていると、好意的に解釈するとしよう。とにかく、攻撃のバリエーションをもちっと増やすようにしないとダメよ! 奴らのゲルマン魂はアズーリほど弱腰ではないだろうけど、創造性にはもともと著しく欠けてるんだからして。いまだ花咲かぬ天才ダイスラーも病から救い出し、頑張ってはやく世界の悪役に返り咲け!>ゲルマン!!