『カレンダー・ガールズ』

イギリスといえば、シャシンもあったな。いま銀座で公開中でしたっけ? 
そういや、去年観てましたわ、コレ。*1
一言で云えば、PTA熟女版『フル・モンティって感じでしたかいな。要するに、なかなかよくできた英国庶民向けコメディってコト。田舎町で婦人会やってるごくごく真面目なオバサンたちが一肌脱いでセミヌードのカレンダーつくったら思わぬ大反響、一躍時の人になって大騒動! てな実話の映画化。少々目に毒な熟女ヌードが一瞬映ったりしますが、その筋のマニアはガッカリ…って具合にほどよく品良く撮られてますので、御安心を(?)
主演はひと頃まで脱ぎ専門の文芸派女優ヘレン・ミレン。ゆえに、この人だけ乳ポロがあったりしますが、ま、人生、役割分担ってコトで。ケン・ラッセル映画出演もはるか昔、さすがに乳も皺ばんで、垂れましたなァ。美乳だったのになァ。どうでもいいんですが、本人、「こんなヌルいのンではあかん、しっかり脱がせてぇな!」なんてカントクに直談判してたりしてたらオモロイな。いやナニ、そういう女優魂はある人やて聞いてますよってに(<誰にや?)。
典型的なオバチャン向け映画、オバサン連れじゃなければ夫婦向け。独り身でも、いずれ熟女予備軍な貴女や、そんな女性がカノジョの諸兄にはオススメできます(あれれ、喧嘩売ってますか、オレ?)。愛さえあれば、妻のヌードくらい平気の平左、大丈夫なのよ! ッちゅぅ映画ですわ。おあとがよろしいようで。
「おくさん、エエ乳してまんな」((C)笑福亭鶴光
……いや、マジ、こういう台詞出てくるんだってば。


*1:11月だったか、『アンダーワールド』(最近DVD化)をギャガで観た後、ブエナ ビスタ試写室でチェックさせてもらったのであった。よく考えたら、六本木の試写室はもしかしたらまだ行けなくもないかなぁ。日程の組み方次第なんだが、たむろしてるだけでうぜぇ試写族が押し掛けては来にくい感じなんだよね。フォックスとブエナ ビスタとギャガの3つしかないからかな? しかし、銀座方面にはもぅ行きたくねぇなぁ。新橋地下のTCCとか見に行って映画がクソだと、もぅ死にたくなるモンなぁ<タダで観られるだけマシだ! なんてツッコミはなしな、そういう仕事だっただけなンだからさ