♪バカボン〜空手バカボン、こんにちはぁ〜

昨晩つうか昨朝はストレンジ・デイズ増刊「キング・クリムゾンを読みつつ、久々に「太陽と戦慄」を聴いたりしてた。クリムゾンのバンドとしての最高傑作はコレだと思う。世評あまりに高い「クリムゾン・キングの宮殿」はイアン・マクドナルド&ピート・シンフィールド色が濃いし、クリムゾンだけでくくるよりはロック史上屈指の名盤と評したかったりするので。ま、ありきたりな評価ですが。
それにしても、1年半前の30周年版に続く紙ジャケ再発、ほんま商売上手やのぅ、フリップ卿。あくどいつうか、しつこいつうか、とにかくあこぎやね。オレはファーストと「ビート」だけは買う予定だが、余裕があるわけじゃなし、あとはわからん。「アイランズ」「暗黒の世界」「レッド」ディシプリン」あたりが次候補。正直、学生時代聴きすぎたせいもあって、いま聴き返しても新鮮味はないんだよね。
今回は「紅伝説」とか箱モノも再発されるわけだが、どうせなら「ザ・コレクターズ」シリーズを年代順にバラ売りしてくれんかいなとか。割高になってもいいからさ。
ちなみにオレは評価がいまだにどうにも低い80年代クリムゾンに一番思い入れがあったり。逆に、90年代以降、最近のクリムゾンには興味ないってのはファンとしてホントは問題なのかもしれないけど、聴く気力がどうにも湧かないんだよなぁ。オレ的にはビル・ブルフォードがいないってのがやっぱ辛いし。パット・マステロットじゃダメなんです。最新ラインアップだとトニー・レヴィン復帰は確定らしいから、どうせならジェリー・マロッタを組ませてやってくれ! となると、ボーカル/ギターはデイヴィッド・シルヴィアンでキマリ。90年代初頭一時決まりかけたこの4人でやるほうが刺激的なモンができると思うね。まぁ、シルヴィアンが入る時点で、もはやクリムゾンとは言えないかもしれないけどさ。