やぁ! こんばんは! サソリのおにいちゃんだよー! きょうはこれからみんなでアイスクリームこうじょうにいこう、、、じゃない、みんなにたのしくてためになる、よいこのためのぷろぐれのれこーどをばんばんしょーかいしちゃうぞぉ〜!
まずはこいつからだぁ!(※以下めんどいのでフツー表記)
- アーティスト: ピンク・フロイド
- 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
- 発売日: 2003/03/29
- メディア: CD
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- アーティスト: キング・クリムゾン
- 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
- 発売日: 2004/01/28
- メディア: CD
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以上2枚は、プログレにとどまらず、ロックの歴史的名盤。コレ聴いたコトないクセにロック好き、いやいいや音楽(ポップ・ミュージックという意味での大衆音楽)好きなんて云う権利なし! とまで断言したい。好き嫌いだとか、自分個人の音楽的評価なんぞ抜きで聴いておくべき一作。*1
あとはいわゆる五大バンドから、オレが信ずるバンドの代名詞的最重要作を列挙。
- アーティスト: エマーソン・レイク&パーマー
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2005/09/28
- メディア: CD
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「展覧会の絵」はアルバムで聴くより、映像版で見たほうがイイと思う。
- アーティスト: エマーソン・レイク&パーマー
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2000/12/21
- メディア: DVD
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- アーティスト: ジミ・ヘンドリックス,ザ・フー,ジョニー・ミッチェル
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 1998/12/19
- メディア: DVD
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- アーティスト: イエス
- 出版社/メーカー: イーストウエスト・ジャパン
- 発売日: 2001/07/25
- メディア: CD
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イエスからはもうコレに尽きる。レコードと寸分違わぬ高度なプレイがギッチリ満載再現、聴き通すだけでお腹いっぱい。全部聴き通すのが面倒くさかったら、「ラウンド・アバウト」だけ聴きなさい。ちなみに、現物で確認していないので確言しないが、音質的にはライノから出たリマスター盤でチェックするのがベストらしい。まぁ、現行盤で充分と思うが。
- アーティスト: ジェネシス
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1995/11/29
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……さて。ココからが問題。マニアには異論もあろうが、プログレってな結局、この五大バンドに始まり、コレに終わるとは言えるンですよ。少なくとも日本のプログレファンにとってはそう。70年代から音楽聴いてたオールドファンからすると、情報を整理しすぎ、と説教喰らいそうだが、オレ自身が中坊の頃以来、先輩や同志から教えられたりして自ら学んだように、とにもかくにもまずはこの5枚を聴け! と云いたいのね。
もっとも、コレで終わるってのも残尿感ありまくりつうか、シャクに障る。以下、オレが信ずるベスト10を列挙。
ホントは五大バンドも上記作だけじゃなく、それぞれ最低2、3作ずつは選ばないと気が済まないンだけど、それは次回というコトで。今回はあくまでプログレ入門、コレからプログレを聴く方に向けてあえて書いているので、識者な向きにはつまらんだろうが、筆者が信ずる方針に従って書かせて頂く。ただし、そうは云ってもやはり例外はある。それがプログレの代名詞的バンド、キング・クリムゾンとピンク・フロイド。彼らからだけはもう1作、入れさせてもらう。
キング・クリムゾン「太陽と戦慄」
ピンク・フロイド「ザ・ウォール」
マイク・オールドフィールド「チューブラー・ベルズ」
ソフト・マシーン「3RD」
ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイター「スティル・ライフ」
カン「タゴ・マゴ」
PFM(プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ)「クック=ライヴ・レコーディング=」
アレア「アレアツィオーネ“アレア・ライヴ”」
マグマ「ライヴ!!」
フォーカス「アット・ザ・レインボー」
どうだァッ〜おりこうさん!*2コレがオレがプログレ初心者が聴くべきと信ずるベスト10だッ! あれ? ゴングは? ジェントル・ジャイアントは? ジェスロ・タルは?……とかいろいろ疑問はおありでしょうが、コレはあくまで「オレ流」セレクション! 例えばの話、手元にあるプログレ関係のガイド本にはキッチリ目を通したうえで選出してますので、どうかお手柔らかに!
ライヴが多いのは、プログレ好きというのはいかに「バカテク」偏愛者が多いか、というコトを肌で知って頂きたいというのがまずひとつ。レコードの複雑怪奇な楽曲をステージで変幻自在な超絶テクニックであっけなく再現してしまうプログレのツワモノたちの本領はライヴ・アルバムを聴いてこそと思うから。もうひとつはライヴは選曲がバンドのヒットナンバーのメドレー、ベストアルバム風に並んでいるからというのもある。初心者こそライヴから入るべしと思うですよ、マジ。
太陽と戦慄 (LARKS’ TONGUES IN ASPIC)
- アーティスト: キング・クリムゾン
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 1994/12/16
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- アーティスト: ピンク・フロイド
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2000/06/28
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ピンク・フロイド - ライブ・アット・ポンペイ - ディレクターズ・カット [DVD]
- アーティスト: ピンク・フロイド
- 出版社/メーカー: ビデオメーカー
- 発売日: 2003/11/27
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さて、ココからは問題の王道五大バンド以外。語り方もおのずとちょいと変わろうってなモン。
- アーティスト: マイク・オールドフィールド
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2004/07/22
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- アーティスト: ソフト・マシーン
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2005/03/02
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- アーティスト: ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーター
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2005/09/14
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- アーティスト: カン
- 出版社/メーカー: Pヴァインレコード
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さて、いわゆるユーロ・ロックからはどれを取り上げるべきか、というのも悩みどころ。オレの場合は入門編というコトでメジャーどころに絞ったので、迷わずに済んだが、正味の話がこんなのは氷山の一角どころではなし。あくまでも、初心者向けということでお手柔らかに。
- アーティスト: PFM
- 出版社/メーカー: Manticore
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- アーティスト: アレア
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- アーティスト: マグマ
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- アーティスト: フォーカス
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- 発売日: 2002/11/21
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……いかがだっただろうか? 土曜日、某所にて、「ソフト・マシーンを聴いているのにピンク・フロイド『狂気』もキング・クリムゾンも聴いたこともない」青年と会い、衝撃を受けたのがきっかけで、まずは彼ひとりへ向けて、一気呵成に書き上げてしまった。
自らも「再学習」すべく、僭越とは思いながらも、プログレ入門コラムを一席御披露。お粗末さまでした。。。
<関連記事>
ピンク・フロイド:http://d.hatena.ne.jp/hibiky/19701001
キング・クリムゾン:http://d.hatena.ne.jp/hibiky/19691010
イエス:http://d.hatena.ne.jp/hibiky/19690601
ELP+ナイス:http://d.hatena.ne.jp/hibiky/19701101
ジェネシス:http://d.hatena.ne.jp/hibiky/19690301
VDGG&ピーター・ハミル:http://d.hatena.ne.jp/hibiky/19480101
ピーター・ガブリエル&フィル・コリンズ:http://d.hatena.ne.jp/hibiky/19500513
……手前味噌ながら、某友人とのヨタ話を採録・構成したモノです(<マジ)
*1:……話が大きくなるので別の機会にするが、「基本」つうか「定番」をおさえずして、モノの真価は到底わかり得ないと断言しよう。自分が天才と思い込んだり、「個性的」であろうとするのは簡単だが、そこで安易に流れてはさらに上の段階には進め得ないのである。オレにとっての天才の代名詞・カツシンでさえ、原点は徹底した王道の「芸」の習得にあった。歌舞伎の大御所らの至芸を間近で見まくって、我が身我が手で「芸」の真髄を努力して体得したのである。野球選手ならプロアマ問わず毎日素振りを自然と繰り返したりするように、音楽聴くコトでも同じで、「基本」は大切。それを見定めるには、教えられたモノをとりあえずは聴く、といった姿勢も重要になってくる。少なくとも、「見識」というモノは、そうした経験をおのれに課すコトによってしか得られない。
*3:エイドリアン・ブリューがバンドの看板となっているかぎり、「太陽と戦慄」時のクリムゾンの再来となどとは到底思えない。ブリュー自身は正味の話が現在ではフリップ以上のミュージシャンと思うが、クリムゾンを名乗るべきではなく、それをフリップに許してしまっている時点で、音楽家としての評価を確実に下げてしまっている。どうせならフリップを駆逐してでもキング・クリムゾンを名乗ったほうが姿としては潔くはないか? そういうコトはしない飄然たるスタイルが彼の持ち味ではあるんだけど、今のクリムゾンの姿は見るだに、歯がゆい。
*4:慶応大学に入った高校の同級生に聴かせたら、「ひとりよがりで偏屈っぽい音楽で好かない」と実に正しく、かつ思い上がりな世界認識の返答があって、以来、そいつと絶縁状態になったのを思い出す。ヤツはアルフィーのファンで、彼らの元ネタが洋楽にあるコトがモロわかりになっていたオレは、仕返しとばかり、彼の“幼稚な”趣味を鼻で笑った。慶応は学内の雰囲気がワセダとは違うのか、仲の良かった同級生でも入学した途端、妙にサラリーマン社会に迎合しきったライフ・スタイル、いわゆる「勝ち組」思考/志向が目立つようになり、ほぼ全員と疎遠になってしまった。まぁ、単純にはオレが人生負け組だからだろうが。