、、、別に意味ありません。単にCDの山の上にあったので(笑)
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ビル・ブルフォードの重量感のない、軽〜い感じのドラムがいい味出してる。ボーナストラックの「アメリカ」とか聴くと、イエスって本来的に泥臭いロック・バンドだなぁ、とも思う。スティーヴ・ハウはボブ・ディラン狂で、カントリー・テイストなギターも聴かせてくれるが、やっぱどうにもクラシカルなニオイが隠せなくて、時折歯がゆいのだが、それもまた味だなぁ、と。個人的にはギンギンにロックしてる「ドラマ」でのプレイが一番好きだけど。
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何度も書いてるように、ドラマーとしてはブルフォードのほうが断然好きだし、「リレイヤー」もブルフォードが入っていたら思いっきりジャズ・ロックになってさらに聴きどころが増したのでは、、、とよく妄想するが、実際のところはホワイトの存在抜きにはあり得なかった作品ではあるんだろう。七色の音色でブァァ〜ッと覆い隠すようなモラーツの存在感に気圧されるように、ハウあたりはキレキレのプレイで対抗、本人も認める最高の演奏を聴かせてくれるが、このハウのギラギラしたプレイを支えたのもホワイトのドラム。とにかく、一音一音、叩き出す音に迷いがないのがイイよね。潔い。特に「錯乱の扉」はホワイトの長いドラマー歴のなかでも突出してるんじゃないだろうか? マジで本作のプレイはベタほめしてあげたい。
、、、とか言いながら、「サウンド・チェイサー」を聴くと、ビル・ブルフォードならもっと面白くなったかも、、、とついつい嫌みな妄想も一瞬抱くオレ(汗)この曲だって、まさにホワイト様さま。彼の微塵のゆるぎもない安定感、さらにとんでもない重量感でもって変拍子を叩きまくるプレイがあってこそ、成立してるのにねぇ。すみません、ホワイトさん。
、、、やっぱり80年代クリムゾンが最強最高と思ってしまってるあたりに根本的な間違いがあるのか、と、おのれのプログレファンとしての立ち位置そのものを反省してしまったりするのであった。。。