- 作者: G.K.チェスタトン,中村保男
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1977/09
- メディア: 文庫
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G・K・チェスタトン「ポンド氏の逆説」(中村保男訳)
「会話というものは、軽やかで、あえかで、とるにたらぬものだからこそ、脆くてこわれやすいものだからこそ、神聖なのです。だから、会話の生命を縮めようなどというのは殺人よりも罪が重い。嬰児殺しのようなものです。生きようともがいている嬰児を殺すようなものです。その生命を呼び起こすことはできはしない。
死者から甦った者はただ一人しかありません*1すぐれて軽妙な会話は一旦こなごなになると、もう復元できやしません」
どぅぉォうかねェ〜ワトスンくんゥ? 世の中にこれほど気の効いた警句を発する人物がいると思うかねェ〜? (<ジェレミー・ブレットをアテる露口“ヤマさん”茂の口調で!)
チェスタトンの本業だった政治評論・文芸批評あたりにまでは残念ながら手が伸びないが、中学生の頃から小説だけは夢中になって大体読んだ。「ブラウン神父」シリーズはオレにとって究極の推理小説にして、最高の警句集。「ポンド氏の逆説」は「ブラウン神父」よりもさらに虚々実々珍妙怪々な逆説が飛び交う痛快短編集。時代は変われど、いまだ使えるフレーズもたんまり。
ちなみに、チェスタトン自身も相当イカレた人だったらしく、駅のキップ売り場でいきなり、
「きみ、キミぃ〜、コーヒーを一杯くれたまえ!」
なんて抜かして平然としてたりしたそうな。昔読んだネタ本集の受け売りですが。
*1:キリストのこと。これぞ文字どおり「釈迦に説法」。
キクぜ!!! 加納典明にも見せたい&聴かせたい究極の“音(サウンド)”映画!
1.ジャック・タチ『プレイタイム』
2.デイヴィッド・リンチ『イレイザーヘッド』
3.ジャン=リュック・ゴダール『ヌーヴェルヴァーグ』
4.セルゲイ・パラジャーノフ『アシク・ケリブ』
5.鈴木清順『ツィゴイネルワイゼン』
6.ジョン・ハフ『ヘルハウス』
7.アルフレッド・ヒッチコック『鳥』
8.リチャード・フライシャー『ミクロの決死圏』
9.ロベール・ブレッソン『バルタザールどこへ行く』
10.フェデリコ・フェリーニ『魂のジュリエッタ』
サントラや選曲よりも、音響&音効面が凄い映画を集めてみました。思いつくあたりだと、この10人の監督作品は突出してるよなぁ、と。
続きを読むどぅぅ〜〜ん。。。
夕刊フジによれば、村上ショージが知床でロケ撮影中、ある観光客に「静かにしなさい」と注意され、逆ギレしたらしい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051018-00000012-ykf-ent
……本人は実生活ではキレキャラの人なのかね? 実はオレ、かなり好きな芸人だったりするので、事実としたらちょっと残念。
ところで、紳助の時も思ったことだが、もしかすると吉本興業はタレントの暴走を抑えるためにわざと不祥事をマスコミに流したりしてはいないか? 紳介にせよ、ショージにせよ、タレントの素行に元より期待なんてしないけど、タレントの素行の悪さ以上に大手芸能プロダクション内部のなにかしらみみっちいギャラケチり作戦が動いているんじゃないか、、、とか邪推してしまったり。ショージの一件程度でもマスコミに流してタレント生命を潰すのは簡単だぞ、とか、明石家さんまあたりへ警告してる、、、みたいな意図もあるんじゃないかって。妄想かねぇ? つうか、こういうトラブルはたいてい封印されちゃうのに、一体どこから漏れたんだろう? 制作会社周辺の人間かな? なんだかスッキリしない、キナくさい臭いを感じる。。。
あるいは、単純に、夕刊フジが吉本叩きで話題づくりを狙ってるとか。だとすると、ショージあたりは都合いい標的のような気もするし。姑息だねぇ、やり口が。2ちゃんねるあたりで叩きのネタ提供する程度の些末なニュースでお茶濁すなよ。吉本なりTV屋の横暴叩くなら、敵はもっとほかにいるだろうが、ほかに? フジサンケイグループだからフジ関連のタレントの不祥事は絶対報道しないし、全くどこの新聞社もTVと結託して偏向してくさる。
いずれにせよ、芸能ニュースって、やっぱり下らん、つまらん。こンなモンにいちいちノせられてたまるか! ショージじゃなかったらリアクションしなかったよ。