リヴァプールVSマンチェスター・ユナイテッド/アーセナルVSチェルシー

4強直接対決が同日開催! こういう日もあるんですねぇ。
リヴァプール、上調子で終始押しぎみだったのにゴールを割れず、ユナイテッドにまたも敗北。ここ3年は勝ったことがないと聞いてちょい驚く。ファギーが完全な天敵なんですな。目下の陣容なら互角と言ってもいいハズなのに勝ち切れないのは、やはり監督の力の差なんでしょう。ファギー怖さに選手が全力出し切るユナイテッドと違って、ベニテスリヴァプール、どうにも選手間の意識がちぐはぐな気がするもんな。
一方、モウリーニョチェルシーを天敵としていたヴェンゲルのアーセナル。エレガントすぎるパスサッカーで3年ぶりに勝利。セスクがいるといないじゃ全然違うね、やっぱ。ボールのつながり具合が円滑すぎる。
キャシュリー、もといアシュリー・コールはボール持つたびいまだにブーイングの嵐。最後はセスクに後ろからひっかけ倒されてキレたり、踏んだり蹴ったり。しまいにはボールボーイにまで憎々しげにボールを投げつけられて(笑)トコトン嫌われ者になりましたなぁ。
チェルシージョー・コールはお気に入りで随所で柔らかいパス出したりと見せ場つくってた。ずんぐりむっくりでカッコよくないし、プレーは時々荒っぽかったりするが、いかにもイングランドの選手という雰囲気で好き。
シェフチェンコディナモ・キエフミラン時代の凄さを見てるだけに復活して欲しいんだけど、なかなかどうも。若僧のミケルのファウルでもらったフリーキックを強引に奪ってシュート蹴り入れてたが、もしかしたらチーム内の人望も得てないのかも。あと、ツェフは相変わらずマジで凄い。珍しく予測ミスをして決勝点を入れられたが、それ以外は3点ほど防いだんじゃないかと。いまや世界最高ですな、たぶん。